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前園真聖氏「FC東京vs鳥栖は中止すべきだった」 コロナ禍のJリーグに物申す
前園真聖氏
元サッカー日本代表MFで本紙評論家の前園真聖氏(46)が3日、自身のブログでコロナ禍で揺れるJリーグの対応について私見を述べた。
前園氏は発熱した選手がいたにもかかわらず試合を開催した1日の「FC東京vs鳥栖」戦について「僕は中止すべきだったと思います」とつづった。
日本サッカー協会とJリーグはガイドラインを作り、試合や合宿の開催を判断。Jリーグは2週間に1度、リーグ負担でPCR検査を行っている。
こうしたサッカー界の対応について、前園氏は「試合を再開して1カ月したころから、やはりガイドラインの基準だけでは対処できない問題が出てきました。PCR検査を行っても結果が出るまでに感染する可能性がある、PCR検査の結果が出るまでの時間を短縮するにしても全国規模で考えなければいけない、何よりJリーグ関係者だけが頻繁にPCR検査を受けていいのか、という点は考慮しなければなりません」と問題点を指摘。
また「全チームがPCR検査をするためには現状でも1カ月で1億円前後の費用がかかると言われていますから、今後回数を増やすにしてもコストの問題も大きく関わってきます。この資金を捻出しようにも、入場者は制限されたままです」という経済的な側面も無視できないとした。その上で「僕はや・・・
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