真の「ピラミッド」化「なぜJリーグでは、下部リーグから選手をもっと引き上げられないのか?」

海外サッカー日本人選手
1: Egg ★ 2018/12/24(月) 20:45:15.73 _USER9
・4部リーグの選手が1部でも活躍できるスペイン

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「なぜJリーグでは、下部リーグから選手をもっと引き上げられないのか。欧州では、4、5部リーグの選手が1部で活躍することもある。そうした突き上げによって、競争力は上がるはずだが……」

そういう素朴な疑問を、たまに抱く。

確かに、J1、J2では選手の行き来があるものの、J3やJFLの選手がJ1のクラブに引き抜かれていきなり活躍するというケースは極めて珍しい。そこには、見えない高い壁がある。5部以下に当たる地域リーグにいたっては、ここからJ1チームのレギュラーになるのは奇跡に近いだろう。

その一方、リーガ・エスパニョーラ(スペイン)では、3部、4部の選手たちが1部で活躍するのは日常茶飯事だと言っていい。

例えば、スペイン代表として今夏のロシア・ワールドカップに出場したレアル・マドリーのDFナチョは、10代は4部で、20代前半も3部でプレー。そこで実績を積むことによって、世界王者マドリーのトップチームでポジションを掴むまでになった。

ナチョのケースは、マドリーのサードチーム、セカンドチームを経験したというものだが、武者修行のように下部リーグを経験し、1部のチームで定位置を得たという事例も少なくない。

ヘタフェのFWホルヘ・モリーナは、3部でゴールを量産し、2部時代にはエルチェで得点王になったことにより、1部でプレーする機会を得ている。

また今シーズン、エスパニョールでブレイクしているボルハ・イグレシアスも、4部、3部で得点を積み重ね、2部のレアル・サラゴサで22得点という実績を引っ提げて、1部クラブとの契約を勝ち取った。

レバンテのDFトーニョ、バジャドリーのMFルベン・アルカラスにいたっては、地域リーグである5部から這い上がってきた。

下からの突き上げが、世界最高峰といわれるリーガ・エスパニョーラの屋台骨を支えているのは間違いない。

ではなぜ、Jリーグでこの「競争現象」が起きないのか。

残念ながら、“土台”が違いすぎるのだ。

リーガ・エスパニョーラは、3部が4つのリーグに分かれている。つまり、20×4=80チームもある。そして、4部に至っては18のリーグ……20×18=360チームもあるのだ!

一方、J3は17チーム。JFLは、たった16チームしかない。裾野があまりに小さすぎ、ピラミッドのかたちは呈していない。しかも、Jリーグ準加盟クラブでなければ、JFLから昇格することもなし。裏を返せば、J3最下位でも、一度上がったら基本的にJFLへ落ちることもない。

スペインでは、熾烈な競争を勝ち抜いたわずかな精鋭たちだけが、トップリーグで活躍している。これだけの戦いを生き残れたら、それも不思議ではあるまい。気が遠くなるような戦いのなかで力量を見せた選手は、光るものを持っている。

総力というか、層の厚さで、日本サッカーは世界の頂点にはまだ及ばない。熾烈な生存競争。それが、国としてのサッカーの強さを生み出すのだろう。

もっとも、日本サッカーは着実に成長を遂げている。

現在、Jリーグはストーブリーグ真っ直中。オフに入って、戦力外通告や移籍のニュースが盛んに飛び交っている。選手たちはそれぞれ、進路を迫られるだろう。彼らの一歩が、日本サッカー界の未来を彩るのだ。

12/23(日) 19:36 サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181223-00010006-sdigestw-socc&p=1


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