ルール違反により、ローマの敗戦スコアが変更となる可能性があるようだ。20日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
コッパ・イタリア5回戦が19日に行われ、ローマはスペツィアと対戦。2-2で90分が終わり、延長戦となると延長後半にスペツィアが勝ち越し、2-4で準々決勝に進出した。5回戦で敗退となったローマだが、試合途中ですでに敗退が決まっていたようだ。
問題となっているのはローマの交代枚数。延長戦開始直後にDFジャンルカ・マンチーニが2枚目のイエローカードを提示され退場に。さらにその直後にはGKパウ・ロペスにレッドカードが提示されたことで、ローマはその後にGKダニエル・フザトとDFロジェール・イバニェスを投入した。これにより、ローマは6人の選手交代を行ったが、これがルール違反となった。
FIFA(国際サッカー連盟)の大会などでは、延長戦に突入した場合、交代枠が1人追加され、6人の交代が可能となる場合もある。しかし、コッパ・イタリアではそれが認められてはいないことから、6人の選手交代を行ったローマはその時点で試合結果に関係なく、0-3での敗戦扱いが決まっていたようだ。
なお、ローマでは今季、セリエA第1節のヴェローナ戦で23歳となっていたMFアマドゥ・ディアワラをU-22メンバーに登録したまま、試合に出場させたことで、0-0の引き分けだった試合が0-3の敗戦扱いとなったことがあり、これが今季2度目のルール違反・・・
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