久保建英、バルサ相手に圧巻プレーでMOMに選出!ソシエダは首位バルセロナを撃破し2連勝(関連まとめ)
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ラ・リーガは10日、各地で第13節を開催した。ソシエダは首位のバルセロナに1-0で勝利し、今季初の2連勝を果たした。MF久保建英はフル出場して何度もチャンスを作った。
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バルセロナは前半13分、MFフレンキー・デ・ヨングが持ち運んで右足を振ると、ボールはFWロベルト・レバンドフスキに当たって高く上がる。このボールをDFイゴール・スベルディアが触れるもクリアしきれなかったところをレバンドフスキが押し込み、先制点かと思われた。ところがVARが介入した結果、レバンドフスキのつま先が出ていたとして最終判定はオフサイド。半自動オフサイドテクノロジーによる際どい判定でノーゴールとなった。
一方のソシエダは前半20分、久保が右サイドで縦に仕掛けて送ったクロスにFWミケル・オヤルサバルとMFブライス・メンデスが飛び込んだが、両選手とも合わせきれなかった。続く同30分にも久保が縦への推進力を見せると、2次攻撃でカットインして2人をかわしてから左足を振る。前節のゴールと同じように得意の形でシュートを放ったが、GKイニャキ・ペーニャに防がれた。
チャンスを作るソシエダは前半33分、相手のゴールキックを最終ラインで跳ね返すとMFルカ・スチッチが頭でフリックしたボールにMFシェラルド・ベッカーが反応。最終ラインの背後を突いて決定機を迎え、そのまま冷静にゴールに流し込んで先制に成功した。
前半45+1分には中盤で相手のパスミスを拾った久保がMFマルク・カサドを振り切ってスルーパス。左サイドでボールを受けたベッカーの絶妙なクロスをオヤルサバルがフリーで合わせたが、枠を捉えられなかった。前半ソシエダの1点リードで終了した。
後半もソシエダがゴールに迫る。ペーニャがペナルティエリアから飛び出してクリアしたボールをスチッチがシュート気味に蹴り込むと、相手に当たってこぼれたボールをオヤルサバルがドロップ気味にシュートしたがGKの好セーブに阻まれた。
主導権を握りながらも2点目が生まれないソシエダは後半16分、大胆に4枚替えを実施。イマノル・アルグアシル監督はDFジョン・アランブル、ベッカー、スチッチ、オヤルサバルを退げてDFアリツ・エルストンド、MFアンデル・バレネチェア、DFセルヒオ・ゴメス、FWオーリ・オスカールソンを送り込んだ。
なおもソシエダは後半23分、久保が左足アウトサイドでPA内のメンデスにパスを通してチャンスを迎えたが、メンデスのシュートはGKに防がれた。さらに同28分、左からのCKで久保がファーサイドで完全にフリーに。浮き球を左足のダイレクトボレーで合わせたが、レバンドフスキのシュートブロックに阻まれた。
ソシエダが追加点を決められない中、バルセロナは最後まで攻撃が停滞した。終盤はクロスで圧をかけたが、相手の集中した守備を崩しきれずにタイムアップ。今季初の完封負けで2敗目となった。
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衝撃の久保建英!バルセロナ相手に圧巻パフォーマンス披露してMOMに輝く…レアル・ソシエダの1-0勝利を先導
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10日のラ・リーガ第13節、レアル・ソシエダ対バルセロナは1-0でソシエダの勝利に終わった。MF久保建英は先発出場を果たして、衝撃的なパフォーマンスを披露している。
ソシエダの本拠地レアレ・アレナを舞台に行われたラ・リーガ第13節の注目カード。ソシエダは同スタジアムの6試合で勝ち点4しか獲得しておらず、11勝1分けでラ・リーガ首位を走るバルセロナに一方的な試合を強いられる可能性も予想されていた。
しかし、蓋を開けてみれば違った。ソシエダは前半、久保が両チーム合わせて最も優れた“クラック(スペイン語で名手の意)”となって、バルセロナ相手にリードを奪っている。
コンディション不良でヤマル招集外のバルセロナは立ち上がりに勢いを見せ、13分にフレンキー・デ・ヨングの縦パスからレヴァンドフスキがシュートを決め切った。が、これはVAR介入の結果オフサイドに(肉眼ではほとんど確認できないほどの差だが)。そして、ここから久保とソシエダがバルセロナを飲み込む攻勢を見せた。
前半のソシエダの攻撃は、久保のリサイタル同然だった。 日本人MFはまず20分、ペナルティーエリア内右でボールを持ち、切れ味する鋭い縦への突破からグラウンダーのクロス。しかし飛び込んだオヤルサバル、スチッチは、ボールを枠内ん押し込むことができなかった。
久保はさらに29分、ペナルティーエリア内右でバルデ、カサードをかわしてから左足でシュートを放つも、これは惜しくもGKペーニャのキャッチに阻まれる。決まっていればゴラッソとなっていたチャンスを逸し、悔しそうな久保はユニフォームをめくって噛みしめている。
そうして34分、ソシエダの先制点が生まれた。スチッチのヘディングでのパスからベッカーがバルセロナのDFラインを突破し(クバルシが反転する際バランスを崩して対応が遅れた)、右足のシュートを対角線上に決め切っている。
先制したソシエダは、ハイラインで反撃を仕掛けるバルセロナを相手に速攻から追加点を狙う。格別の存在感を放ったのは、やはり久保。46分、中盤でいとも簡単に1人をかわした久保のスルーパスから、ベッカーがDFラインを突破。ベッカーはそのまま直進して横パスを送るも、フリーで飛び込んだオヤルサバルのシュートはペーニャの正面に飛んだ。ゴールにこそ絡まなかったものの、久保が圧倒的な存在感を放った前半は1-0で終了している。
迎えた後半も、久保の個人技から幕を開ける。46分、背番号14の意表を突くロングボールからベッカーがペナルティーエリア内に入り込むも、シュートを決め切ることはできず。久保はバルセロナにとっても脅威の存在のようで、53分には対応に苦慮するイニゴ・マルティネスが倒れ込んだ彼の左足を踏んでしまい、イエローカードを提示されている。
バルセロナは後半頭にダニ・オルモを投入するなどして打開を図るも、ソシエダの守備を崩し切れない。対するソシエダは68分、久保のクロスからブライスがシュートチャンスを迎えたがイニゴ・マルティネスの好守に遭う。また73分には左CKからファーに詰めた久保がダイレクトシュートでゴールをうかがうも、こちらはDFの体に当たった。
試合終盤はバルセロナが意地の猛攻を見せたものの、観客の応援を背に受けるソシエダが最後までゴールを許さず、虎の子の1点を守り切る形で勝利を手にした。ゴールシーンなどを除き、ほぼすべてのチャンスに絡んだ久保は、もちろんラ・リーガのMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されている(今季3回目)。
Source: カルチョまとめブログ