チェルシー、スポルティングFWクエンダ獲得で合意か?マンUと2月に個人合意と報道
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チェルシーは、スポルティングに所属するポルトガル代表FWジオバニー・クエンダの獲得で合意したようだ。移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。
2007年4月30日生まれで現在17歳のクエンダは、2019年にベンフィカからスポルティングの下部組織に加入。右サイドを本職としながら、両サイドでプレー可能な左利きのウィンガーで、今季開幕前のポルトガルのスーパーカップ(スーペルタッサ・カンディド・デ・オリベイラ)でトップチームデビューを飾ると、ここまで公式戦43試合出場で2ゴール8アシストを記録している。
また、U-17から世代別のポルトガル代表に選出され、U-21ではすでに3試合に出場しているほか、まだデビューは果たしていないものの、A代表にも招集された経歴を持っている。
そんなクエンダにはかねてより、アーセナルやリヴァプール、マンチェスター・シティ、ニューカッスル、レヴァークーゼン、ユヴェントスなど多数のクラブから関心が寄せられていることが報じられており、今後の動向には注目が集まっていた。
しかし、今回の報道によると、秘密の電撃作戦の末、チェルシーが争奪戦を制してクエンダを獲得することでスポルティングと合意に至った模様で、同選手自身もチェルシーとエンツォ・マレスカ監督の計画に賛同したという。すでにメディカルチェックは完了していて、2026年夏にチェルシーに加入する予定であることが伝えられている。
これに伴い、2022年5月にオーナーが交代して以降若手選手の獲得に力を入れているチェルシーでは、ブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアン(パルメイラス)やエクアドル代表MFケンドリー・パエス(インデペンディエンテ・デル・バジェ)という共に現在17歳の今夏の加入がすでに決定しているほか、U-17カザフスタン代表FWダスタン・サトパエフ(カイラト・アルマトイ)やU-17ブラジル代表DFデンナー・エヴァンジェリスタ(コリンチャンス)の2026年夏加入が内定していることが報じられているなか、クエンダも2026年夏に加入することになりそうだ。
早くも今夏の補強に動きが!マンUがアモリム垂涎の17歳ポルトガル代表と個人合意との報道
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d93631e14d88cb6c42d4b06afb61b7575c3ca19
※こちらは2月20日の記事です
挽回を期す25-26シーズンに向けて、水面下で積極的な動きを見せているようだ。
現在プレミアリーグで15位に沈み、未曽有の危機に陥っているマンチェスター・ユナイテッドが、今冬にもターゲットに挙げていたポルトガル代表FWジオバニ―・クエンダの獲得に近付いているようだ。
現地時間2月19日、イギリス人ジャーナリストのベン・ジェイコブスが、「ユナイテッドと選手(クエンダ)が個人的な条件に対して口頭合意した」とコメントし、英国の各メディアが伝えている。
報道によると、あとはスポルティングと移籍金について合意するのみで、現在はユナイテッドが4000万ユーロ(約63億2000万円)を提示しているものの、スポルティングは最低でも6000万ユーロ(約94億8000万円)を要求している状況だという。
クエンダは、昨年8月にスポルティングでデビューしたばかりの17歳の新鋭で、デビューシーズンながら、攻撃的WBまたはサイドハーフとして38試合に出場し、2ゴール・7アシストをマーク。まだ試合には出場していないものの、昨年の9月と11月にポルトガル代表にも選出された大注目のタレントだ。
ルベン・アモリム監督が採用する3-4-2-1のシステムではウイングバックだけではなく、その攻撃性能を活かしてトップ下でも起用できそうだ。
昨夏にスポルティングでデビューさせたのはアモリム自身であり、誰よりもそのプレースタイルを理解しているため、適応にはそう時間はかからないだろう。
このまま順調にことが運び、今夏の補強第一号となるだろうか。まずは低迷する今シーズンを現状のスカッドで乗り越え、25-26シーズンこそは名門復活といきたいところだ。
† Red Devils Manchester United 1946 †
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