J1神戸、チェルシーMFセスクの獲得に動く?ミランなど多数クラブと争奪戦に(関連まとめ)
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昨年3月にルーカス・ポドルスキ、そして今年5月にアンドレス・イニエスタを獲得していた神戸にとっては、これで3人目のワールドカップ優勝経験者をチームに加えたことになった。ビジャの本格始動は2019年シーズンからとなるが、その活躍への興味は尽きない。
そんな神戸だが、すでに次なる大物助っ人に興味を示しているようだ。イタリア・メディア『Calciomercarto』によれば、スペイン代表MFのセスク・ファブレガスに白羽の矢を立てたという。このバルセロナ出身の司令塔は今シーズン、所属するチェルシーで出番に恵まれておらず(プレミアリーグでの出番はここまで48分間で、ほとんどカップ戦要員化)、契約満了を迎える来年6月を前に移籍が囁かれている。
そして同メディアは、「神戸はすでにスペインのスターを2人獲得しているが、それだけでは不十分だと考えている。彼らは新たにセスクとの契約に動いている」と報じたのだ。
セスク獲得が実現すれば、神戸には2010年の南アフリカ・ワールドカップ制覇を成し遂げた“無敵艦隊”を支えた3人が揃うことになるが、獲得を争うライバルは少なくない。中国クラブやアトレティコ・マドリー、リヨンなども狙っているとされるが、なかでも熱心に動いているミランとの争奪戦は熾烈を極めそうだ。
イタリアの複数メディアが伝えたところでは、すでにミランは同選手サイドの移籍意志も確認済みとされ、チェルシー側にも1月の売却を迫っている段階にあると見られている。ミランは元アーセナルCEOであるイバン・ガジディス氏の代表取締役就任が内定。同氏はセスクとアーセナル在籍時に良好な関係を築いていただけに、交渉はよりポジティブに進んでいくとされている。
一連の情報からすれば、セスクの神戸移籍の可能性は小さいようにも思えてくるが、決してノーチャンスではない模様。というのも、セスクはミランに移籍する場合には減俸を受け入れなければならないとされているからだ。事実、イタリア紙『Gazzetta Di Parma』は、「日本のチームはミランよりも高い給料を提供できる」と伝えている。
また、11月29日のヨーロッパリーグのPAOK戦後にセスクは、「誰とも話していない」とコメントしており、交渉の余地は十二分にあるだろう。
「もちろん、1月に(来シーズンに向けたプレ契約に)サインすることはできる。自分が望むチームとね。おそらく、そのことは多くのクラブを惹きつけるだろう。でも、いまのところ、僕に言える限りでは、シーズンが終わるまでここに残るはずだよ」
現在31歳となりキャリアの過渡期を迎えているセスクだが、今後もトップレベルでのプレーを望んでいると伝えられている。そのことを踏まえれば、ミラン移籍という道を最優先に考えそうではあるが、かつての戦友であるイニエスタとビジャから共闘を持ちかけられれば心が動かないとも限らない。
今後の展開に注目が集まる。
12/4(火) 16:43配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181204-00051083-sdigestw-socc
Source: カルチョまとめブログ