宮市亮の弟 23歳で自由契約 Jリーグのトライアウト参加
- By : Kaskas55
- Category : 海外サッカー日本人選手
日本プロサッカー選手会(JPFA)は13日、Jリーグのクラブから自由契約となった選手を対象としたトライアウト2日目を千葉市のフクダ電子アリーナで行い、午前の部にはドイツ2部ザンクトパウリの元日本代表FW宮市亮を兄に持つ湘南ベルマーレFW宮市剛(今季はグルージャ盛岡に期限付き移籍)ら27選手が参加した。
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2014年に中京大中京高からJリーグの複数クラブが競合するなかで湘南に加入した宮市は、1年目はJ2で4試合0得点。翌年からはJ2水戸ホーリーホック、J3ガイナーレ鳥取と期限付き移籍で渡り歩き、一度湘南に復帰した2017年はシーズン途中にJFLのMIOびわこ滋賀に育成型期限付き移籍となった。今季はJ3盛岡に期限付き移籍となり29試合3得点を挙げたが、12月6日にレンタル期間終了とともに、所属元の湘南から契約満了が発表された。
Jリーグトライアウトへの参加に際しては、兄・亮や家族からは特にメッセージはなかったという。盛岡のチームメートから「頑張れ」と声をかけられ、岩手で調整を続け、この日に挑んだ。7対7のミニゲームで強烈なシュートをゴール左隅に突き刺した一方で、右サイドハーフと2トップの一角に入った11対11の試合形式(25分ハーフ)では押し込まれる時間が長く、持ち前の裏への抜け出しや長身を生かしたポストプレーでアピールすることはできなかった。
「即席なので難しい部分のほうが多かった。それでもやっていかないといけないのが、この世界」と振り返った宮市。中京大中京高のエースとして活躍し、U-17~U-19の日本代表でもプレーしてきたキャリアを考えれば、プロの壁にぶつかった格好だが、過去にも同様の経験はあるという。
「小学校、中学校でも壁にぶつかって、サッカーをやめようと思った時もたくさんあった。そういう意味では、プロになってから壁にぶつかろうが、ぶつからなかろうが、自分がやってきたことに悔いはないです。プロ5年もやって、来年来年と言っても遅い年。現実を見ていかないといけないと思います」
Jクラブからの打診はあるようだが、「まだ何も分からない」と語った宮市。プロ入りから5年が経過したとはいえ、まだ23歳。「いろんな選択肢を広げて自分で決めたい。しっかりサッカーに集中できるようなチームがあれば嬉しい」と今後を見据えていた。
【一覧リスト】13日トライアウト午前の部参加者
<13日トライアウト午前の部参加者>※チーム名は今季最終所属
GK
奥田達朗(長崎)
朴 昇利(群馬)
DF
那須川将大(大分)
山口真司(大分)
多々良敦斗(熊本)
大屋 翼(徳島)
岡村和哉(讃岐)
西村洋平(藤枝)
浦島貴大(藤枝)
有薗真吾(北九州)
福田俊介(北九州)
MF
森 勇人(G大阪)
石井圭太(横浜FC)
加藤健人(岡山)
澤口雅彦(岡山)
志村駿太(群馬)
岡庭裕貴(群馬)
上原拓郎(熊本)
進藤誠司(富山)
北井佑季(相模原)
朴 利基(琉球)
FW
中村祐也(町田)
佐藤悠希(長野)
久保裕一(相模原)
原口拓人(鳥取)
宮市 剛(盛岡)
小牟田洋佑(群馬)
Football ZONE web編集部・小田智史 / Tomofumi Oda
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181213-00153992-soccermzw-socc
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Source: 海外サッカー日本人選手速報 WORLD SAMURAI