視聴率は70%を超え、一晩中お祭り騒ぎだったという。東南アジア諸国は現状、日本や韓国などの東アジア、さらにイラン、サウジアラビアなどの西アジアに比べ、実力が劣る。このスズキ杯は「東南アジアのW杯」とも呼ばれるほど、同地域での人気は高い。
日本ではほとんど知られてない同大会。なぜか、韓国は決勝を生中継し、20%に肉薄するほどの高視聴率を記録した。
新聞、テレビ、ネットなど、ほとんどのメディアが決勝第2戦が行われたベトナムの首都ハノイに記者を派遣した。試合直後は、多くの韓国国民がベトナムの勝利を喜び、SNSなどで祝福メッセージを送った。
なぜなら、ベトナム代表を率いる指導者が韓国人だから、である。02年W杯日韓大会で、韓国代表ヒディンク監督をコーチとして補佐した朴恒緒(パク・ハンソ)氏(59)がチームを率いる。
でも、それだけでは「視聴率20%」は、説明ができない。本田圭佑がカンボジア代表を指導しているといっても、日本ではそれほど、同国代表チームの結果に興味を示さない。他にも日本人が監督を務めるアジア諸国は多い。だからといって、それが日本で話題になることはない。
では、韓国人がこれほど、ベトナムサッカーを応援するのはなぜか。
歴史的な負い目があるからだ。過去、韓国は米国の要請を受け入れ、ベトナム戦争に参戦した。多くの命を奪い、多くの女性、子供も犠牲になってい・・・
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