- 1 名前:Egg ★:2018/12/18(火) 12:35:29.10 ID:CAP_USER9.net
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ベトナムが15日、ASEANサッカー連盟が主催する東南アジア選手権(スズキ杯)で10年ぶりに優勝した。ホームアンドアウェーで行われた決勝でマレーシアを2試合合計3-2で破った。
視聴率は70%を超え、一晩中お祭り騒ぎだったという。東南アジア諸国は現状、日本や韓国などの東アジア、さらにイラン、サウジアラビアなどの西アジアに比べ、実力が劣る。このスズキ杯は「東南アジアのW杯」とも呼ばれるほど、同地域での人気は高い。
日本ではほとんど知られてない同大会。なぜか、韓国は決勝を生中継し、20%に肉薄するほどの高視聴率を記録した。
新聞、テレビ、ネットなど、ほとんどのメディアが決勝第2戦が行われたベトナムの首都ハノイに記者を派遣した。試合直後は、多くの韓国国民がベトナムの勝利を喜び、SNSなどで祝福メッセージを送った。
なぜなら、ベトナム代表を率いる指導者が韓国人だから、である。02年W杯日韓大会で、韓国代表ヒディンク監督をコーチとして補佐した朴恒緒(パク・ハンソ)氏(59)がチームを率いる。
でも、それだけでは「視聴率20%」は、説明ができない。本田圭佑がカンボジア代表を指導しているといっても、日本ではそれほど、同国代表チームの結果に興味を示さない。他にも日本人が監督を務めるアジア諸国は多い。だからといって、それが日本で話題になることはない。
では、韓国人がこれほど、ベトナムサッカーを応援するのはなぜか。
歴史的な負い目があるからだ。過去、韓国は米国の要請を受け入れ、ベトナム戦争に参戦した。多くの命を奪い、多くの女性、子供も犠牲になっている。
文在寅大統領は昨年11月、同国を訪問した際に「両国の不幸な歴史に遺憾の意を伝える」と謝っている。同戦争とは直接関係ない今の人たちも、先祖が起こした歴史的な罪に、謝罪したい気持ちがあるからこそ、夜9時のニュースの視聴率が3~4%の時代に、20%も記録したのだろう。
優勝後、朴監督は「私は多くのベトナムの方々から愛情をいただいている。同じように、私の祖国・韓国も好きになってもらいたい」と訴えた。
即効性があるかは分からない。過去の重い歴史が、この大会できれいに洗い流されるとも、思えない。しかし、この積み重ねが、いつかは実を結ぶと、結んでほしいと、私は願っている。
そして、サッカーにはその力があると、私は信じている。【盧載鎭】
◆盧載鎭(ノ・ゼジン)1968年9月8日、ソウル生まれ。88年に来日し、96年入社。約20年間、サッカー担当。2年間は相撲担当。2児のパパ。次女(中3)は今年受験で、長女(高2)は来年と、受験地獄にいる。
12/18(火) 12:21配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181218-00422074-nksports-socc引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1545104129
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Source: フットボール速報