レアルU-16中井卓大くん、1年で身長10cm急成長も成長痛なし!
- By : Kaskas55
- Category : 海外サッカー日本人選手
サッカーのスペインリーグの名門、レアル・マドリードのカデーテA(U-16)に所属するU-15日本代表MF中井卓大。
華麗な一撃が、レアルの下部組織週間最優秀ゴールに選出されるなど、“白い巨人”と呼ばれる名門で目覚ましい進化を遂げている。
「ピピ」の愛称で知られる15歳だが、1年間で身長が10センチも伸び、178センチに到達。急成長にも関わらず、成長痛と無縁な日々を過ごしていることが明らかになった。
「ピピは見違えるほど大きくなりました。1年間で身長は10センチも伸びました。現時点で178センチです。昨年までは筋力と年齢の兼ね合いでこなせないメニューもありました。ですが、今年はタケフサと同じメニューをこなせるようになりました」
こう語ったのはプロトレーナーの木場克己氏だった。
木場氏は体幹・体軸・バランスを強化する「Koba式体幹・バランストレーニング」の開発者で、競泳のリオデジャネイロ五輪代表・池江璃花子(ルネサンス亀戸)、サッカーの日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)らトップアスリートの専属トレーナーを務め、またJP日本郵政女子陸上部ではアドバイザーとして指導に携わり、16年に創部3年目にしてクイーンズ駅伝優勝に導いたスペシャリストだ。
育成年代でも手腕を発揮する木場氏だが、小学4年時から中井を、小学5年時から横浜F・マリノスのU-19日本代表FW久保建英をそれぞれ指導している。
12月25日、2年ぶりに実現した中井と久保の合同自主トレを指導した木場氏。クリスマス休暇中で一時帰国した中井から嬉しい報告があったという。
「成長痛がないんです!」
見違えるほどサイズアップした日本サッカー界の至宝だが、成長期に伴う膝などの痛みとは無縁な日々を過ごしている。
「まだ15歳。この1年間で10センチも身長が伸びました。急激に成長すると、関節に痛みが出るケースがあります。
育成年代のアスリートで、成長痛で治療にやってくるケースは多い。それでも、ピピはレアルに入ってから一度も怪我もない。
他の選手は怪我をしているけれど、怪我もなければ、成長痛もないと言ってくれています。日々の取り組みも影響していると思いますよ」
◆急激な成長も成長痛とは無縁、そのワケとは?
木場氏は中井に対して、起床後、学校に行く前に行うトレーニングメニューを提供している。
「ピピは週4日、しっかりメニューをこなしていると話していました。体幹に刺激を与えるメニューですが、膝周りを強化する狙いも組み込んでいます。
その1つがT字後ろ足伸ばしというものです。膝とつま先が同じ方向を向いて、バランスを取るメニューですが、大腿四頭筋を意識して使うように指導しています。
このメニューをしっかりこなせないと、関節に負担がかかりやすくなります。毎朝のトレーニングで大腿四頭筋で上半身をしっかりと支える感覚を養っています。そして、筋力もついています。この部分も成長痛が全くないという現在に繋がっている印象があります」
これまでも多くの、天才と呼ばれた才能が膝の大怪我でキャリアを棒に振ってきた。中井は日々のトレーニングで、膝周りを強化。怪我のみならず、成長痛の苦しみとも無縁なカラダを作っているという。
「タケフサともトレーニング中も切磋琢磨していました。これまで指導してきたトップアスリート以上のプロ意識も感じさせてくれます。日本サッカー界を牽引するような存在になってもらいたいですね」
マドリードで才能をグングン伸ばす「Pipi」。衝撃的な急成長にプロトレーナーは目を細めていた。
12/28(金) 21:03配信 The answer
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181228-00047497-theanswer-socc
写真
トレーニングに励む久保(左)と中井【写真提供:一般社団法人 JAPAN体幹バランス指導者協会】
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Source: 海外サッカー日本人選手速報 WORLD SAMURAI