高校サッカー、平成最強校を決めようか

サッカー情報まとめ
1: Egg ★ 2019/01/12(土) 08:11:51.59 ID:wn9Hg+Pv9

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 多くのJリーガー、ワールドカップ日本代表を生んだ全国高校サッカー選手権大会。平成の30年間(平成期に準決勝、決勝が行われた1988年度から2017年度)で、最強の高校はどこだろうか。優勝に4点、準優勝に3点、ベスト4の2校には2点をつけて集計してみた。

 1位国見高校(長崎)は、通算23回出場6回優勝を誇る。2006年度まで21年連続で出場していた。同校の指揮をとったのは小嶺忠敏氏で、高校サッカー界では名将の名をほしいままにした。国見が全国制覇したときのOBには、大久保嘉人、三浦淳宏(現・淳寛)、平山相太など日本代表経験者がいる。小嶺氏は国見高校校長までつとめた。だが2010年度を最後に、その後全国大会に出場していない。2018年度の今大会、長崎からは長崎総合科学大学附属高校が3年連続6回目の出場をしている。同校を率いるのが、国見を定年退職した小嶺氏だ。

 2位市立船橋高校(千葉)も今大会には出場していない。通算21回出場5回優勝の成績は、公立高校としてはトップクラスだ。優勝はすべて平成期に果たしている(1994、1996、1999、2002、2011年度)。OBの元日本代表・北嶋秀朗は、1994、1996年度の優勝チームのメンバー。1996年度の決勝では中村俊輔がいた桐光学園高校を破っている。北嶋は高校選手権大会通算16得点をあげたが、これは当時の通算最多得点数だった。

3位鹿児島実業高校(鹿児島)は通算23回出場2回優勝。今大会には出場していない。OBには元日本代表がズラリとそろう。前園真聖、城彰二、平瀬智行、遠藤保仁、松井大輔など。「カジツ」の愛称で親しまれている。平成後期、鹿児島城西高校や神村学園高校に押され、県代表を逃している。

 4位前橋育英高校(群馬)は今大会に出場した。通算で5年連続22回目となる。2014、2016年度に準優勝、2017年度には初めて優勝した。今大会はJリーグ内定者2人の選手を擁して臨んだ。OBに元日本代表の山口素弘、松田直樹などがいる。

 5位東福岡高校(福岡)も今大会に出場し、通算で6年連続20回目だ。優勝はいずれも平成になってからで、3回果たした(1997、1998、2015年度)。現在、300人以上の部員をかかえており、Jリーグ内定選手、U-17とU-16の日本代表がいる。毎年、高校ラグビー、高校バレーボールとアベック、トリプル日本一をねらえる強豪校だ。OBに日本代表の長友佑都がいる。

 6位帝京高校(東京)は、通算で33回出場、高校選手権6回、高校総体3回と合わせて9度、日本一になっており、現在の黄色のユニホームの胸には9つの星が刻まれている。ブラジル代表を思わせる「カナリア軍団」と称され、常勝チームの感があった。しかし、平成の優勝は1991年度(四日市中央工業高校[三重]と両校優勝)の1回だけで、その後、2008年度を最後に全国大会から遠ざかっている。今大会は東京B予選決勝まで進んだが、駒澤大学高校に負けた。OBの元日本代表には田中達也、中田浩二、本田泰人など。「とんねるず」の木梨憲武は同校サッカー部OBだ。

 同じく6位の星稜高校(石川)は今大会で通算2年連続28回目となる。2013年度の決勝戦は星稜高校対富山第一高校(富山)の北陸決戦だったが、延長戦で敗れて準優勝だった。2014年度には前橋育英高校を下して初優勝している。OBには元日本代表の本田圭佑がいる。

 8位青森山田高校(青森)は今大会で22年連続24回目。これまでの出場校のなかで連続出場記録回数はもっとも多い。2016年度に初優勝。今大会ではJリーグ内定の2選手の活躍などによってベスト4に進んだ(1月11日現在)。ロングスローから鮮やかにゴールを決めるのが大きな特徴だ。OBの日本代表、柴崎岳は2009年度準優勝時のメンバーで、2018年ワールドカップでは全試合先発出場を果たしている。

 9位流通経済大柏高校(千葉)も今大会に出場。2年連続6回目となる。2001年に本田裕一郎監督が就任してからめきめき力をつけ、平成期デビューの強豪校となった。初出場は2005年度で、2007年度に優勝している。近年は千葉代表の座をめぐって市立船橋高校と死闘を繰り返している。前回大会は準優勝だったので、今回、全国制覇にかける思いは強い。ベスト4まで進んでいる(1月11日現在)。

 10位滝川第二高校(兵庫)は今回出場していない。通算では20回出場で、2010年度に優勝している。今大会は準決勝で県立西宮高校に敗れた。OBの日本代表経験者には岡崎慎司、加地亮、波戸康広、金崎夢生など。

1/12(土) 7:00配信 アエラ 全文
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