カーディフ移籍のサラ選手、生存絶望視 消息不明の搭乗機見つからず…墜落寸前に兄弟へ悲痛なメッセージ
- By : Kaskas55
- Category : 海外サッカー日本人選手
アルゼンチン出身のサラ選手を乗せた小型機は21日夜、英ウェールズ地方の都市カーディフ(Cardiff)に向かっていたところ、イギリス海峡(English Channel)のガーンジー(Guernsey)島の北方約20キロの地点でレーダーから消えた。サラ選手は19日にフランス・リーグ1のナント(FC Nantes)からカーディフへの移籍が発表されたばかりだった。
ガーンジー警察によると、22日の捜索は英海峡の3000平方キロの範囲で15時間にわたって行われた。目視で洋上に「複数の漂流物」が確認されたが、搭乗者を示すものは見つからなかったという。警察は「もし海に着水したのであれば、この段階で生存している可能性は残念ながら低い」としている。
フランスの民間航空総局(DGAC)は、不明となった小型機にサラ選手が搭乗していたことを確認。同機には乗客がもう1人いたとみられている。
ガーンジー警察によると、同機はパイロットから高度低下の要請があった直後、隣のジャージー(Jersey)島の航空管制との交信が途絶えた。【翻訳編集】 AFPBB News
1/23(水) 9:59
AFP=時事
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000009-jij_afp-socc
カーディフ移籍が決まっていたサラはチームへ合流するため、21日に飛行機でフランスからウェールズに移動していたが、搭乗機がイギリス海峡で消息を絶った。
残されたボイスメッセージは「弟たちよ、調子はどうだ?」から始まり、次のように続いている。
「弟よ、僕は死んだ。ナントでたくさんやることがあって、こっちに来ていたんだけど」
「いま僕の乗っている飛行機が落ちそうだ。カーディフに行くところだった」
「明日から新しいチームでトレーニングが始まる予定だった。果たしてどうなるだろうか。家族みんなの調子はどうだい?」
「もし1時間半後に僕から何の連絡もなければ……誰かが僕を探すために手配されるかどうかも分からない。見つけることはできないだろうから。だけど……父さん、僕はいまどれぐらい怯えているだろう?」
アルゼンチン出身のサラは1990年生まれの28歳FW。今季はリーグアンのナントで19試合12得点とゴールを量産し、今月19日にはプレミアリーグのカーディフへクラブ史上最高額の1700万ユーロ(約21億円)で移籍することが決まっていた。
カーディフは今回の件を受け、22日にクラブ公式サイト上で「我々は朗報を祈り続けている」と声明を発表している。
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?264756-264756-fl
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Source: 海外サッカー日本人選手速報 WORLD SAMURAI