デンベレ、バルサで覚醒中!仏代表エムバペ「自分にとっては若手の中で世界最高の選手」
- By :
- Category : サッカー情報まとめ
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1548165939/
2018年6月、ウスマン・デンベレの存在が疑問視されていたとき、同朋のキリアン・エムバペが助け舟を出し、「自分にとっては、デンベレは若手において世界最高の選手だ」と語り、このコメントは世間を賑わせた。しかし、数ヶ月が過ぎ、エムバペのこの言葉が大げさではなかったようである。
バルサ安堵 キレキレだったデンベレの長期離脱を回避
レガネス戦のデンベレは、FCバルセロナのユニフォームを着て、最上級のパフォーマンスを見せている。そして、最終スイッチを入れたような雰囲気が感じられる。デンベレは、落ち着いた中でも決定的な存在感を見せ、自信と共に相手を圧倒し、チームメイトと信頼関係を築き始めている。
デンベレやフィリペ・コウチーニョなどのフットボーラーにとって自信がプレーに大きな影響を及ぼす。レガネス戦、デンベレは15回ドリブルを試みている(前半に12回)。そして、8回の成功を収めている。また、素晴らしい足首の動きでゴールを決めている。しかしこのデータは、デンベレが相手を圧倒したときの感覚を示すには十分ではない。
■相手を惑わす選手
相手は、デンベレの動きを予測することができず、彼を脅威に感じている。走っているとき、まるで空中に浮いているようであり、圧倒的なスピードでボールを残忍なまでの効率的に運ぶことができる。そして、相手の動きを観察し、加速するべきか、スピードを緩めファウルを誘うべきか、いいポジショニングを取っている味方にパスをするか判断している。
さらに障害物が現れ、それが大きな岩のようであっても抜き去ってしまい、その光景は、まるで時間が止まっているようである。それは相手にとってカットインしてくるのか縦に仕掛けてくるのか予測するのは不可能である。切り返すのかシュートを打つのかも予測できず、相手ディフェンダーやゴールキーパーにとってはとても大変な仕事となる。
デンベレは、各所属クラブとフランス代表ですでに40ゴールを挙げており、左足で20ゴール、右足で20ゴールというデータを『Squawka』が出している。驚くべきバランスであり、フットボール界でこれは普通ではなく、デンベレのように両足を器用に使いこなせる選手だけが可能である。
今シーズンすでにデンベレは、13ゴールを決めており、レンヌで記録した自身最多ゴール数である12ゴールを上回っている。このゴール数が間違いなく、今シーズンのデンベレの覚醒につながっているだろう。
デンベレは、相手を剥がし、相手の守備に不均衡をもたらすことで知られている。また、優れたスプリンターでもある。しかしこれまでは、チームメイトでさえもデンベレの未熟さを隠しておらず、この定義にもバルサでの彼の将来も疑問視されていた。トレーニングに遅刻したことに加えて(胃腸炎でトレーニングに姿を見せなかったことさえある)、ロッカールームでは、デンベレが我が道を行く印象が見受けられていた。
実際にジェラール・ピケは、「フットボーラーは、24時間フットボーラーだということを理解させるために、我々は、デンベレをサポートしなければならない」と語っている。また、ルイス・スアレスも「デンベレは、今自分がいる場所がどれだけ特権的なものかを理解している。もう少し、やるべきことに集中し、責任を持たないといけないかもしれない。まだ、彼は若い、周りにいる経験豊富な選手達の影響を受けることができる」と述べている。
さらに、クラブの心配も確実なものであり、複数回指導を試みるも、デンベレから何かしらの反応は得られておらず、「デンベレは非常に若く、彼が今行っているバルサへの順応のような経験がない。彼にとってはとても大変なことなんだ」とバルサのスポーツマネジャーを務めるペップ・セグラは『Catalunya Radio』で説明しており、最も近くにいる者達でさえも、目に見えない不安を示している。
デンベレの生活における重要な存在の一人に、母親のファティマがいる。特に両親の離婚後は、その母親の存在が非常に大きい。幼少期からの新友ムスタファ・ディアットと住んでいるものの、数ヶ月前からデンベレの孤独が問題視されていた。
しかし、デンベレの近親者達は、今は代理人ムサ・シソコと母親がより近くにいることを強調している。そして、エリート選手としての長いキャリアを望むのであれば、生活習慣を改善しなければならないことをバルサは、明確にしている。
デンベレがバルサに加入してから、これに関して複数の決断をしている。その中に栄養士による食事管理があり、過去にはファストフードで済まされ、食事がないがしろにされていたこともある。また、バルサの中では、デンベレのビデオゲームやオンラインゲームへの偏愛も懸念材料になっている。
しかし、ピッチ内での覚醒以降、デンベレへの懐疑的な考えは、特別な選手になれる選手だという期待になっている。そして、このデンベレの急激な成長は、監督エルネスト・バルベルデによるものだとも言われているが、「今の活躍は、彼の持っている能力によるものだ。我々は、彼の活躍、ハードワーク、パフォーマンスを嬉しく思っている。彼は、間違いなく相手を抜き、相手ディフェンスに不均衡をもたらせる選手だ」と監督バルベルデ本人は語っている。
なお、デンベレは、レガネス戦での怪我により約15日間戦線離脱するが、これはデンベレの覚醒にとって小さな障害でしかない。
(文:SPORT)
【サッカー】デンベレがバルサで覚醒中、エムバペ「自分にとってはデンベレが若手において世界最高の選手」
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1548165939/
Source: カルチョまとめブログ