Jリーグ、外国籍枠選手が過去最多90人!昨年から15人増加 J1の外国人出場枠拡大で新時代到来!「3+1」から「5」に変更
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昨シーズンのルールでは、1チームにつき最大5人の外国籍選手の登録が認められ、そのうち最大3人が試合にエントリー(出場)できた。これにAFC(アジアサッカー連盟)加盟国の国籍を有する選手1人も追加可能で(アジア枠)、さらにJリーグ提携国(タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カタール)の国籍を有する選手に関しては、日本人選手と同様の扱いとなり、外国人枠の対象から除外されていた(提携国枠)。
それが今シーズンからは、アジア枠が撤廃されると同時に、1チームあたりの外国籍選手の登録が無制限となったうえ、そのうち1試合で最大5人(J2、J3は最大4人)がエントリー(出場)可能となったのである(提携国枠ルールは従来どおり)。
つまり、外国人枠の「3+1」が「5」となったため、実質的な増加分は「1」になる。たしかにそう考えると微増にすぎないように見えるが、たとえば昨シーズンはブラジル人選手が3人までしか同時にプレーできなかったが、今シーズンはブラジル人選手5人がスタメンに名をつらねることも可能になったことになる。
仮にチームの屋台骨となるGKからセンターフォワードまでのセンターラインに外国人選手4人を並べたとしても、サイドバックもしくはウイングに外国人選手を当てることができる。あるいはセンターラインを固めたうえで、センターバックを外国人選手2人で組ませることもできるし、外国人選手の2トップを形成することも可能だ。
もちろんアジアにも優れた選手は存在するが、その供給源がヨーロッパや南米を中心とした世界中に広がったとすれば、補強策やチーム作りの考え方も大きく変わる。より高いレベルの選手を昨シーズンより2人も多く起用できると考えると、「3+1」と「5」の違いは一目瞭然だろう。
いずれにしても、ルールが大きく変わった以上、各クラブはそれに適応しなければならないわけで、その新ルールをうまく活用できるか否かが、すなわち今シーズンのタイトル争い、もしくは残留のためのキーポイントになる。
そして、この新ルールを最大限に有効活用すべく、いわゆる”外国人助っ人”を中心にチーム作りを進めている典型的なチームがある。
そして、この新ルールを最大限に有効活用すべく、いわゆる”外国人助っ人”を中心にチーム作りを進めている典型的なチームがある。それが、ヴィッセル神戸だ。
2017年に元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキを獲得した神戸は、昨シーズンも元スペイン代表のアンドレス・イニエスタを獲得し、今シーズンは元スペイン代表FWのダビド・ビジャを補強。さらに開幕直前にはポルトガルのヴィトーリアからブラジル人センターバックのダンクラーを獲得し、プラス2枠の外国人枠をフル活用している(代わりにレンタルバックしていたブラジル人MFウエスクレイを放出)。
これにより、開幕時点での神戸の外国人登録は韓国代表GKキム・スンギュとブラジル人FWウェリントンを含めて計6人。ダンクラーの加入が正式に決まって使える目途が立てば、日本での実績が十分なウェリントンをローテーション用の戦力としてメンバー外で温存できるという、稀に見る贅沢な助っ人外国人体制が整ったことになる。
しかも神戸はセレッソ大阪からボランチの山口蛍を獲得しているため、センターラインは盤石。両サイドバックにも鹿島アントラーズから西大伍、ガンバ大阪から初瀬亮を獲得していることを考えると、残留争いに巻き込まれた昨シーズンから一転、今シーズンは上位争いに加わる可能性は高いと見ていいだろう。
2/19(火) 11:48配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190219-00010004-sportiva-socc&p=1
外国籍枠選手が過去最多90人
2月1日時点のJ1所属の外国籍枠選手は昨年の75人から過去最多の90人に増えた。
2/20(水) 19:25配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190220-00000065-mai-socc
Source: カルチョまとめブログ