ペトロヴィッチ監督「日本人選手は重圧を感じた時にプレーが乱れる傾向にある」強く怒鳴られたりしたことが原因?

海外サッカー日本人選手
1: Egg ★ 2019/02/22(金) 00:56:33.39
一番聞きたかったことを切り出してみた。昨年11月、湘南ベルマーレとのアウェー戦後の記者会見で、監督がクロスの精度を嘆くような発言をしたので、「それは日本人選手全体の課題にも思えますが」と僕は質問した。すると「私もそう思う。日本人選手は技術が高いし、努力もしているが、重圧を感じた時にプレーが乱れる傾向にある」とミシャは言った。

では、それはどう改善していくべきなのか。

「ミスをしたら嫌だなと考えながらプレーしてしまうと、逆にミスは起こりやすくなる。サッカーをやっている人ならわかると思うけど、そうした思いは恐怖心からきている。それはプレーをするうえで邪魔になるものであり、おそらくそれは、育成年代の時に監督からきつく怒られたり、強く怒鳴られたりしたことが原因になっているのだろう。

ミスには種類がある。チャレンジした結果のミスと、アリバイ的な消極的なミス。前者は褒めるべきで、後者は叱るべきだ。そのあたりのさじ加減が大事だと私は思うが、日本人指導者は強く怒ってしまう傾向にあるようだ。怒鳴られたりすると、選手はナーバスになってしまい、重圧のかかる場面で本来の力を出せなくなってしまう。

ひとつ象徴的な話をしよう。13年前に広島を率い始めたとき、20歳の青山敏弘(サンフレッチェ広島)が非常に狙いのいい縦パスを入れたが、それは通らなかった。そのとき私は『ブラボー!』と称えたのだが、彼自身はすごくびっくりしていた(笑)。自分が出したミスパスを怒られると思っていたんだね」

そこまで話してもらったところで、浦和レッズの槙野智章が「ミシャ!」と恩師に抱きついてきたので会話は終わった。その後には都倉が昨季までの指揮官に挨拶に来て、にこやかに談笑。ペトロヴィッチ監督がどんな風に教え子を指導し、いかに愛されているのかが垣間見えた。

コンサドーレには引き続き、チャナティップやジェイ、小野伸二ら、独創的なプレーで観衆を魅了する選手が揃い、岩崎や檀崎といった楽しみな若手アタッカーも入団。”北海道のシニシャ・ミハイロヴィッチ”と呼びたい福森晃斗の左足のキックや、背番号10をまとうリベロ兼バンディエラ宮澤裕樹の気品漂う振る舞いも必見だ。

彼らはきっと、ミシャのもとでさらに成長するのだろう。その先に、アジアの舞台が待っていると期待したい。

2/18(月) 8:06配信 スポルティーバ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190218-00010002-sportiva-socc&p=1

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