ポルトガル1部リーグのポルティモネンセSCから、カタールのアル・ドゥハイルへの移籍が発表されたのが2月3日。ヨーロッパでどのようなステップアップを果たすのか、と注目されていた中島の新天地が中東となった時点で、言葉は悪いが「都落ち」の感は拭えなかった。
実際、カタールでは39歳の元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス(アル・サッド)や、34歳の元オランダ代表MFウェズレイ・スナイデル(アル・ガラファ)らのビッグネームがプレーしている。ただ、いずれもプレーヤーとしての旬が過ぎていることから、ヨーロッパよりも格がはるかに落ちる年金リーグと揶揄されてもいる。
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ステップアップの図式に沿えば、次はスペイン、イングランド、ドイツ、イタリア、フランスの5大リーグのクラブとなる。あるいは、クラブレベルの最高峰の舞台となるUEFAチャンピオンズリーグを戦える5大リーグ以外の強豪クラブも、中島の新天地の候補に挙げられてきた。
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「このままの勢いならば、すぐにでもビッグクラブへ移籍できるんじゃないか」
長友自身、FC東京から移籍したセリエAの小クラブ、チェゼーナでの活躍が見初められて名門インテルミラノへ移籍した。レベルが高いチームメイトたちと日々切磋琢磨し、猛者ぞろいの相手と勝負を繰り返すことでさらに実力が磨かれる――自身の経験に則ったアドバイスで・・・
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