バルセロナ、シャビ監督が退任撤回し来季続投へ バルサ副会長「彼は契約を全うする」
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シャビ監督は2021年11月にロナルド・クーマン前監督の後任として就任。昨季に4シーズンぶりのラ・リーガ優勝を果たし、昨年9月には1年の延長オプションが付く2025年6月30日までの新契約にサインした。
だが、今季はラ・リーガで首位レアル・マドリーに大きく水をあけられ、コパ・デル・レイやスペインスーパーカップでもタイトルを逃すと、ホームで3-5の惨敗を喫した1月27日のラ・リーガ第22節ビジャレアル戦後、シーズン終了後の退任を発表。すると、その直後からチームは公式戦13試合無敗(10勝3分)と調子を上げ、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)こそパリSGに屈してベスト8敗退となったものの、続投を求める声が高まっていた。
報道によると、シャビ監督は24日に行われたジョアン・ラポルタ会長との会談を経て、バルセロナとの契約を全うすることを決断したという。
ラファ・ユステ副会長は記者団に「監督、会長とミーティングを行い、シャビはバルサとの契約を全うすることを表明した」と説明している。
「彼はバルサの一員であり、私たちのプロジェクトとクラブの若い選手たちを率いることができる監督だ。偉大な“クレ”(バルサファンの愛称)だよ」
「シャビが続投してくれて嬉しい。私は、彼が2年半前に始めたプロジェクトの継続性を常に守ってきたからね」
「(ミーティングでは)チームの変更についてはまったく話していない。シャビは熱意を示しているし、私たちは彼と彼のスタッフがこのプロジェクトを継続できるようサポートしなければならない」
シャビ監督の後任候補については、バルセロナBのラファエル・マルケス監督、バイエルンやドイツ代表を率いたハンジ・フリック監督、現バイエルン指揮官のトーマス・トゥヘル監督などが挙がっていた。
しかし、昨季のリーグ優勝、16歳FWラミネ・ヤマルや17歳DFパウ・クバルシといった若手選手の台頭に加え、バルセロナの財政状況もシャビ監督の慰留に影響したとみられる。
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Source: カルチョまとめブログ