マンU、テンハグ監督解任なら後任は長期政権を希望?サウスゲイト英代表監督が有力候補か
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マンチェスター・ユナイテッドはエリク・テン・ハグ監督(54)の解任を決断した場合、長期政権を託せる指揮官を後任に据えたいようだ。
今シーズン、2年目となるエリク・テン・ハグ監督の下でFAカップこそ決勝進出を果たしたが、その他の大会では散々な結果となっているユナイテッド。プレミアリーグでは35試合を消化して8位に沈み、チャンピオンズリーグ(CL)はまさかのグループステージ最下位で敗退となった。
それでもクラブは、少なくとも今月末に行われるFAカップ決勝までテン・ハグ監督の解任は検討せず。ただし、マンチェスター・シティと戦う決勝の結果次第で、指揮官交代の決断を下す可能性が高いという。
イギリス『テレグラフ』によると、サー・ジム・ラトクリフ氏が正式に共同オーナーとなり改革へ動き出すクラブは、仮にテン・ハグ監督を解任した場合でも、後任に即結果を求めることは考えていないようだ。
クラブは短期的な利益を優先する危険性について、十分理解しているとのこと。後任には長期的な視野に立ち、チームを適切に成長させる人物が望ましいとの考えだという。
『テレグラフ』によると、これによってガレス・サウスゲイト監督(53)が後任の有力候補に浮上した模様。イングランド代表で長期政権を築く指揮官はまだメジャータイトル獲得の経験こそないものの、アンダー世代の指導などで高い評価を得ている。
次期スポーツディレクターと目されるダン・アシュワース氏も、サウスゲイト監督を高評価。同氏は指揮官と密接な関係を築いたうえでのチーム強化を望んでおり、そういう意味でもサウスゲイト監督はかつてブライトン&ホーヴ・アルビオンで仕事を共にしたグレアム・ポッター氏と並ぶ有力候補となっているようだ。
もちろん、FAカップ優勝となれば、まだテン・ハグ監督が続投する可能性も消えず。いずれにしても、クラブ改革が続くユナイテッドにとっては忙しい夏となるだろう。
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Source: カルチョまとめブログ