バイエルン、トゥヘル監督と交渉決裂で来季続投は無し「私はバイエルンを離れることになる」
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来シーズンの続投の可能性も伝えられたトーマス・トゥヘル監督(50)だが、今シーズン限りでのバイエルン退団の意向を改めて発表した。
トゥヘル監督は2023年3月にバイエルンの指揮官に就任すると、ブンデスリーガ最終節でドルトムントをかわしてマイスターシャーレを獲得。しかし、今シーズンは絶好調のレバークーゼンに大差をつけられる形となったことで、クラブは今シーズン限りでトゥヘル監督と袂を分かつ決断を下した。
しかし、今年2月にトゥヘル監督の退任を発表しながら、後任探しは遅々として進まず。レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督、オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督にはことごとく断られ、クリスタル・パレスのオリバー・グラスナーへのオファーもクラブに拒否された。
選択肢が少なくなっていく中、多くの主力選手はトゥヘル監督の続投を希望。クラブも考えを改め、トゥヘル監督と続投に向けた交渉を続けていた。
当初は続投で合意に達する可能性が高いと思われたが、最終的に両者は条件面で歩み寄ることができなかった。
そして、18日にブンデスリーガ最終節のホッフェンハイムとのアウェイゲームを控える中、今季最後の試合前公式会見に出席したトゥヘル監督は、「これがゼーベナー通り(クラブハウス)での最後の記者会見」と、改めて今季限りでの退任を明言した。
「話し合いはあったが、合意には至らなかった。したがって、2月の(退任の)決定はまだ有効だ」
「ここ数週間のフィードバックは、我々が今後も協力し続けていくための話し合いの基礎となったが、合意に達することはできなかった。ただ、理由を話すつもりはない」
「2月の合意は有効であり、私はバイエルンを離れることになる」
なお、トゥヘル監督続投の可能性が潰えたことで、バイエルンはブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督やマンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督、元指揮官のハンジ・フリック氏の再招へいを含め、新たな動きが必要となった。
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Source: カルチョまとめブログ