【悲報】 久保獲得の裏にあった元韓国代表イ・チョンスの大失敗。ソシエダSDが学んだ“補強の流儀”。
- By : Ero hentai
- Category : サッカー情報まとめ
・「以前は日本人選手に対する固定観念や先入観のようなものがあった」
インタビューの中で、久保建英が所属するレアル・ソシエダのスポーツディレクター、ロべルト・オラベは
日本フットボールの成長と日本人選手の市場価値の上昇について言及した。
ー中略ー
オラベはこのタケの成功について「時間」というコンセプトに着目する。
「タケには時間があった。時間の管理はそれだけ重要だ。タケは幼い頃からスペインで暮らし、スペインの文化に触れ、言葉を覚えた。
おかげでラ・レアルで我々を喜ばす活躍を見せている。しかし彼だけではない。
先にも述べた通り、他のリーグやクラブでも日本人選手がただプレーするだけでなく、活躍するケースが増えている」
・「タケの持つ能力がチームが求めているものと合致すると判断した」
オラベは旺盛なパイオニア精神の持ち主でもある。今世紀初頭、ソシエダのSD(スポーツディレクター、当時の役職名)として、
韓国人FWのイ・チョンスを獲得した。
念頭に置いていたのが、アジア市場の開拓だ。しかしこの賭けは成功しなかった。その加入を境に、スポンサーを引き付け、
メディアの注目を集めているタケと明暗を分ける形になっているが、オラベはその背景にあるのが、
「パフォーマンス」と重ねて強調する。
「パフォーマンスがキーワードだ。その大前提がなければ、タケを巡る金脈も存在しない。日本人だから、
ブラジル人だから選手を獲得するのではない。チームのニーズに合った選手を獲得しなければならない。タケのケースもそうだ。
イマノル(・アルグアシル)監督が志向しているサッカーを鑑みて、我々はタケの持つ多彩な能力がチームが求めているものと
合致すると判断した。
もちろん選手獲得の際には、他の要素も考慮に入れる。そんな中で、最も避けなければならないのは、フットボールよりも
ビジネスを優先することだ。大失敗を招くことになりかねない。
私はそれをイ・チョンスの獲得で経験した、タケとは全く状況が異なった。
ワールドカップやアジアカップ、韓国リーグでのパフォーマンスは際立っていた。
しかしそれを当時のラ・レアルで発揮できるどうかという点において私は判断を誤った。
フィジカルコンタクトが苦手で、接触プレーを避けているような印象すらあった。でもそれはイ・チョンスの責任ではない。
チームのコンテクストに適応できると判断した私の責任だ。
しまいには当たりにいけとアドバイスしたら、鎖骨を骨折してしまう始末だった」
「イ・チョンスのケースがあってから、常にビジネスよりもフットボールを優先しなければならないという結論に達した。
パフォーマンスを発揮できることが獲得の大前提となった。パフォーマンスの中にはコンテクストへの適応力や
クオリティといったものも含まれる。
そしてそれらすべての要素を試合の局面に応じて変換することができて初めてチームに貢献することができるんだ」
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
SOCCERDIGEST 6/9(日) 7:05配信
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Source: サカラボ | サッカーまとめ速報