2019年5月1日。平成から令和へと元号が変わり、サッカー界も新たなスターの登場が待ち望まれている。5月には安部裕葵(鹿島)らを擁するU-20日本代表がU-20ワールドカップ(W杯、ポーランド)に参戦。2020年には自国開催の東京五輪が迫っていて、U-23世代もモチベーションを高めている。令和時代の日本サッカー界の看板を担うのはこうした若い世代である。果たして誰が突き抜けてくるのか。平成をリードしたカズ(三浦知良=横浜FC)や中田英寿、中村俊輔(横浜)、本田圭佑(メルボルン)らを超える可能性がありそうなスター候補生たちを今、ここでピッチアップしてみたい。
【久保建英のバルサ復帰はあるのか?】
まず筆頭に挙がるのが、久保建英(FC東京)だろう。ご存知の通り、小学校時代をFCバルセロナのカンテラ(下部組織)で過ごし、中学からFC東京のアカデミーに所属した久保は、16歳だった2017年11月にプロ契約。同年11月26日のサンフレッチェ広島戦でJ1デビューを飾った。16歳5か月22日という出場記録は史上3番目の若さ。2018年は完全にトップチームに帯同するようになったが、J1出場が叶わなかったことから、8月に横浜F・マリノスへレンタル移籍に踏み切った。その横浜では5試合に出場。8月25日のヴィッセル神戸戦でJ1初ゴールを挙げ、順調な滑り出しを見せたと思われたが、そこからは控えが中心で、・・・
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