神戸・リージョ監督、川崎Fは「殴り合ってはいけない相手」
- By : Kaskas55
- Category : 海外サッカー日本人選手
のファン・マヌエル・リージョ監督(52)は、首位の川崎フロンターレに一時は2点差をつけながら、後半20分から3連続失点を喫し、日本での采配2戦目で初黒星を喫した
試合後は「1試合で3点取って、勝てないのは非常に厳しい。殴り合いの試合となったが、リーグの中でやってはいけない相手と、そうなってしまった」と悔しさをあらわにした。
リージョ監督は会見で「川崎Fは順位的にいいシーズンを過ごしている。どれだけ相手にとって、ゴールから遠いところでボールを持つ状況を作るか、やれることを構築して臨むのがゲームプランだった」と説明した。
そして「立ち上がりは、チームとしては非常に良く入ることが出来た。前半から70分までは、我々のゴールの遠いところでボールを奪えた。3-1まで盛り返してくれたのも、それを証明するだろう。
ただ、決していいシーズンを過ごしていない中、勝っている状態で2点目を失ったのが難しくした」と振り返った。
その上で「自分のゴールより遠いところでプレーする」という自らのコンセプトを実現するためには「それなりに多くのボール、パスを回さなければいけない」と説明。
「どうやって体力をマネジメントするかの難しさが出た。70分くらいまではボールを支配することで、ゴールを守る方法は達成できた。
ただ、やはりそれに値するゴールという結果が伴わないと、フラストレーションがたまっている中、プレーしているのでプレーの低下につながる」と敗因を分析した。
質疑応答で「目指しているサッカーの、どの程度までいっているか」と質問が飛ぶと、リージョ監督は「例えば、1度100に到達しないと、そこからの距離を測るのは難しい、成長しているとは思うが、どの程度までいったかを判断するのは難しい」と語った。
17年のJ1王者・川崎Fの印象を聞かれると「当然、私たちを上回った対戦相手であることは理解していた。足元もいい選手が多い。
両サイドバックが高い位置でプレーできるのは、そういう選手がそろっているから。インサイドハーフが中のポジションに入り、2トップと上がったサイドバックが、どのポジションでプレーできるかを考えることが出来ていた。
中村(憲剛)や大島(僚太)から、サイドを切り崩す選手にいいボールがいくことは把握していた」と相手の能力の高さをたたえた。
その上で「アンドレス(イニエスタ)も長く走り、三田(啓貴)もマークのズレがあり、古橋(亨梧)を下げるなど変化の必要に強いられた。そういった状況の中で2点目を取られ、試合全体の体力のマネジメントできず、
どちらかというと殴り合いの試合となったが、リーグの中でやってはいけない相手と、そうなってしまった。エンドラインまでかなり深く切り込めるチーム、走り続けることが出来るチームと、そういう展開になってしまったのは残念」と悔しさをにじませた。
今後については「唯一出来るのは続けていくこと。精度を高めたい」と語った。【村上幸将】
10/21(日) 0:30配信 日刊スポーツ
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Source: 海外サッカー日本人選手速報 WORLD SAMURAI