レアル・ソシエダードが昨季終了後にドルトムントを退団した元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス（35）を獲得候補に挙げていると、クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコア電子版が22日に報じた。

　Rソシエダードはスペイン代表DFル・ノルマンをアトレチコ・マドリードに放出した後、その代役を務められる経験豊富で即戦力となるセンターバックを探している。そんな中、昨季終了後にドルトムントとの契約が満了し、現在フリーのフンメルスを狙っているとのことだ。

　同紙が確認したところによると、クラブはフンメルスをル・ノルマンの代わりとして完璧に合致する特徴を備えた選手と評価しており、すでに獲得に向けて話し合いを行なっているとのことだ。

　しかし、現在登録メンバーに空きがないため、新たな補強を行うためには、まず選手の放出が必要となる。現時点でその選手は、アーセナル移籍が決定的なミケル・メリーノになる可能性が高い。

　ベテランのフンメルスには今夏オファーが殺到しているが、すでにボローニャとナポリからの誘いを断ったとのこと。さらにトルコやブンデスリーガのクラブも獲得を狙っているという。

　しかし、フンメルスはマジョルカ島に別荘を持ち、そこで夏を過ごすことが多く、スペインリーグでプロキャリアを終えることに魅力を感じているとのこと。現時点で移籍先について何の意思も示していないが、選手の関係者によると、Rソシエダードとの話し合いは良好で、加入する可能性が高いと同紙は伝えている。（高橋智行通信員）

マッツ・フンメルスがマジョルカに加入か　交渉に向けて現在スペインに滞在中
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c2ad6db8c42d0567bc273b2e262004ebf5b191d

ドルトムントを退団したドイツ代表DFマッツ・フンメルスがマジョルカに移籍するという。ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

昨シーズン限りでドルトムントを退団し、フリーの状態となっているフンメルスがマジョルカに移籍するという。同選手は昨シーズン、公式戦40試合に出場して4ゴール1アシストという成績を残しており、現在35歳ながら選手としての実力は健在だ。

特に、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）では13試合すべてで先発フル出場を果たし、CL準決勝セカンドレグのパリ・サンジェルマン戦ではチームのCL決勝進出を決定づけるゴールを挙げていた。優勝こそ逃したものの、昨シーズンのCLベストイレブンに選出されていた。

ドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルグ氏によると、フンメルスは数日以内に自身の将来について決断を下すつもりであり、同選手はマジョルカと交渉するため、現在スペインに滞在しているという。

また、ブライトンもフンメルスを獲得する可能性があるクラブであり、同選手はイングランドへと渡り、同クラブを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督とすでに意見を交わしたようだ。なお、同選手が現役引退を決断する可能性も依然としてあるようだ。

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