磐田FWジャーメイン良「正式なオファーは来てない」ブラックバーン移籍報道に言及
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https://news.yahoo.co.jp/articles/7fd1668aea8ffcaa5e7c627f88c8802583d6d225?page=2
~前略~
20位から逆転残留を目指す札幌を叩いて、浮上のきっかけを掴みたい磐田だが、エースのジャーメインにとって気掛かりな騒動が、ここ数日のSNS上で起きていた。FW大橋祐紀が加入した英チャンピオンシップ(イングランド2部に相当)のブラックバーン・ローバーズがJリーグの得点ランキング2位タイに付けるジャーメインの獲得に動いているという情報が、現地から流れてきたことだ。
それに応じてSNS上で移籍情報を発信する国内の匿名アカウント、さらには海外の2次情報を記事にする一部の国内メディアまで、移籍の可能性を報じた。その中には正式のオファーが届いて、合意に達しているかのような言動もあり、磐田のサポーターにも少なからず動揺が見られた。しかし、ジャーメイン本人によると、そのようなオファーは現時点で届いてもいないという。
「僕が一番信頼してないのはネットの移籍情報と推定年俸と残りの契約年数。この3つは正直、信用できないと思います(笑)」
そう切り出したジャーメインは“自分の話せる範囲”と前置きしたうえで「なんか合意したとか出てましたけど、正直、正式なオファーは来てないので、合意しようがない」と強調した。もちろんサッカー選手として、海外の高いステージでプレーしてみたいという思いはジャーメインにもある。憧れだというイングランドなら、なおさらだろう。しかし、現実にオファーが来ていないのであれば、具体的に話を進めようがないわけだ。これに関しては藤田俊哉スポーツダイレクターもオファーが届いていない事実を認めている。
もちろん、イングランドをはじめとした欧州リーグの多くは8月末まで開いており、完全に閉じるまでは予断を許さない。本来このような移籍に関する内情を選手が、メディアに明かす必要はない。仮にそうした情報を選手個人から聞いたとしても、記者側としては情報の取り扱いには細心の注意を払う。それが現場の信頼関係であるからだ。今回ジャーメインが進んで口を開いたのには明確な理由があった。この移籍の噂がネットに流れてから、色んな声をジャーメインも目にした。その中に、彼が受け入れ難いメッセージが含まれていたという。
「僕が町田戦で“怪我をしたくないから、力を抜いてプレーしてた”みたいなメッセージとか、ちょっと来たりとか。見えたりとか。それは本当に残念というか、ないので。本当にそうだったら、僕出てないので。そういうものは一切ないし、僕は今までどおり、毎試合、毎試合、目の前のゲームに向かってやっている」
これまで全力で、ゴール1つ1つを磐田の勝利のために捧げてきたジャーメインにとって、力を抜いてプレーしているというのは受け入れることができなかった。そしてなにより、真実ではない情報に惑わされて、現場の選手やスタッフはもちろん、後押しするサポーターが目の前の大事な試合に集中できない状況を変えることが必要だとジャーメインは考えた。
「僕も変な目で見られながら試合に出るのが嫌ですし、サポーターも100%、そこ(札幌戦)に気持ちが向けないんだったら、しっかり話そうと思っていました」
本来こうした選手が正式なリリースのない段階で、移籍情報に関して語るケースは異例であることを前置きしておきたいが、今回はジャーメインの英断をリスペクトして、筆者も記事に載せることにした。まずは札幌戦でサポーターの100%、120%の後押しを受けた磐田のエースが思う存分、躍動する姿を期待したい。
[著者プロフィール]
河治良幸(かわじ・よしゆき)/東京都出身。「エル・ゴラッソ」創刊に携わり、日本代表を担当。著書は「サッカーの見方が180度変わる データ進化論」(ソル・メディア)など。NHK「ミラクルボディー」の「スペイン代表 世界最強の“天才脳”」を監修。タグマのウェブマガジン「サッカーの羅針盤」を運営。国内外で取材を続けながら、プレー分析を軸にサッカーの潮流を見守る。
移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part16657
http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/soccer/1724288722/
Source: カルチョまとめブログ