マンチェスター・ユナイテッドの新首脳陣がエリック・テン・ハフ監督への支持を表明した。イギリス『The Guardian』が伝えている。

今夏マンチェスター・Uは、首脳陣の血の入れ替えを行った。『INEOS』の会長を務めるサー・ジム・ラトクリフ卿がクラブの株式を買収して以来、首脳陣の改革も行っており、マンチェスター・シティからオマール・ベラダ氏をフットボール部門の最高経営責任者として迎え入れたことに加え、ニューカッスルからダン・アシュワース氏をスポーツディレクターとして引き抜いた。

また昨シーズン限りでの退任を噂されたテン・ハフ監督は、チームに残留し、7月には2026年6月までの契約延長を果たしている。第2節ブライトン戦、第3節リヴァプール戦で敗戦を喫したことで、テン・ハフ監督への風当たりがまたしても強まっているが、ベラダ氏とアシュワース氏はテン・ハフ監督への支持の言葉を残している。

リヴァプール戦前に記者団から「連敗をしても監督への支援を続けるのか」と問われたベラダ氏は次のように返答している。

「我々がまだエリック（テン・ハフ監督）を信頼しているかって？もちろんだ。我々はエリックがふさわしい監督だと思っているし、全面的に彼を支持している」

「契約（延長）に関しては、我々2人が加入する前に下された決定だったが、我々はその決定にとても満足している。この移籍期間は緊密に協力したし、彼が最高の結果を出せるように今後も協力していくつもりだ」

またフットボールディレクターを務めたジョン・マータフ氏からリクルート部門を引き継いだアシュワース氏は「マンチェスター・Uに成功をもたらすために、（監督が）ピッチと試合の戦術に集中できるようにサポートする」と語り、続けて今夏の移籍市場の動きについて言及した。

「我々が本当に強化したいと思っていた重要な4つのポジションを補強することができた。私が来た時点で、（ジョシュア）ザークツィー、（マヌエル）ウガルテ、（レニー）ヨロ、（マタイス）デ・リフトは事前に合意していた。（ヌサイル）マズラウィに関しては、アーロン・ワン＝ビサカの契約が残り1年で、移籍のチャンスがあったので、そのポジションを一新しトレードすることができた」

† Red Devils Manchester United 1878 †
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