ミラン、待望のフォンセカ体制初白星!前半の4得点でヴェネツィアに4-0快勝
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セリエA第4節が14日に行われ、ミランとヴェネツィアが対戦した。
ステファノ・ピオリ前監督が昨シーズン限りで退任し、今夏にパウロ・フォンセカ新監督を招へいしたミラン。トリノとの開幕節では最終盤の2ゴールで何とかドローに持ち込んだものの、続く第2節は昇格組のパルマ・カルチョに1-2で敗北。前節もラツィオと2-2の引き分けに終わり、ここまで3試合を消化し2分1敗の未勝利となっている。今節はヴェネツィアを本拠地に迎えての一戦。初白星を飾り、浮上のきっかけを掴むことができるだろうか。
開始早々の2分にスコアが動く。敵陣左サイドでインターセプトに成功したテオ・エルナンデスが、ラファエル・レオンのヒールパスを受けてボックス内左へ侵入。角度のないところから左足を振り抜くと、強烈なシュートがGKイェッセ・ヨロネンの股を抜いてネットを揺らした。先制したミランは16分に左CKを獲得し、クリスティアン・プリシッチがゴールに近い所にインスイングのボールを供給。これにユスフ・フォファナが合わせリードを広げる。
勢いに乗るミランは22分、敵陣中央でボールを収めたタイアニ・ラインデルスが独力でボックス内右へ侵入し、そのまま右足を振り抜く。グラウンダーのシュートはGKヨロネンにセーブされるも、こぼれ球に詰めたタミー・アブラハムが倒されPKを獲得。これをプリシッチが冷静に沈め3点差とする。さらに26分には左から仕掛けたR・レオンがボックス内で相手DFと交錯し、またもPKの判定に。アブラハムがネットを揺らし、前半だけで4点リードとした。
迎えた後半、ミランはフレッシュな選手を投入しつつ、主導権を握ったまま時計の針を進めていく。71分には右サイドのクロスからヴェネツィアのフランチェスコ・ザンパノにネットを揺らされるも、VAR確認の結果、ゴール直前にハンズ・ニコルッシ・カヴィーリャにファウルがあったとして得点は取り消しに。さらに2枚目のイエローカードが提示されたことで、ニコルッシは退場処分となった。
数的優位となったミランは危なげなく試合を進め、4-0で完勝。4節にしてフォンセカ監督体制での初白星を飾った。次節、ミランは22日にインテルとの“ミラノダービー”に臨み、ヴェネツィアは21日にホームでジェノアと対戦する。
【スコア】
ミラン 4-0 ヴェネツィア
【得点者】
1-0 2分 テオ・エルナンデス(ミラン)
2-0 16分 ユスフ・フォファナ(ミラン)
3-0 25分 クリスティアン・プリシッチ(PK/ミラン)
4-0 29分 タミー・アブラハム(PK/ミラン)
■□■□╋ AC MILAN パート793
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Source: カルチョまとめブログ