- 1 名前:ゴアマガラ ★:2024/12/17(火) 20:43:55.30 ID:jLkEIj4Y9.net
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最後までもつれた2024年Jリーグ優勝争い。12月8日の最終節でヴィッセル神戸が湘南ベルマーレを3-0で下して連覇を達成した。一時は首位を走っていたサンフレッチェ広島は、神戸と勝ち点1差で最終節のガンバ大阪戦に挑んだが、敵地で1-3の敗戦。惜しくもJ1の2位にとどまった。
しかしながら、2024年の広島は環境面で大きな変化があった。2012年から建設構想が持ち上がり、中区基町の広島市中央公園広場に整備が進んでいたサッカー専用スタジアム「エディオンピースウイング広島」が2月にオープンし、観客動員数が目覚ましい伸びを示したのである。
広島はご存じの通り、1992年の発足時からJリーグに加盟するオリジナル10の名門。彼らの本拠地は2023年まで、広島市北西部の安佐南区にある広島ビッグアーチ(現名称はホットスタッフフィールド広島)だった。
同競技場は1994年アジア大会のメイン会場で収容5万人。けれども、市内中心部からアストラムラインで約1時間を要するなどアクセス面が課題で、広島の集客問題の要因となっていた。
日本代表の森保一監督が指揮して3度のJ1制覇を達成した2012~2015年を見ても、1試合あたりの平均観客数は1万6000~1万7000人台。空席が目立つ印象が拭えなかった。ビッグアーチ最終年の2023年も同1万6128人。非常に厳しい状況にあったのは間違いない。
交通アクセス改善で観客数が急増
それが今季から新ホームに移った途端、毎試合が満員という状況が続いた。2024年の広島の平均観客数は2万5609人。約1万人増というのは特筆すべき数字だ。
それ以外にも、同スタジアムでは6月11日の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・日本代表対シリア代表戦、8月1日のJリーグインターナショナルシリーズ・広島対シュトゥットガルト戦などビッグマッチが開催され、日本サッカー界の新重要拠点として鮮烈な印象を残したのである。
とはいえ、新スタジアム完成に至る道のりは一筋縄ではいかなかった。サンフレッチェの仙田信吾社長はしみじみと経緯を語る。
「市中心部の専用スタジアム建設に関しては、森保さんが率いて初優勝した2012年から署名活動が始まり、37万人の署名を2013年に広島県と市に提出。そこから有識者検討会議が発足して、具体的な話が進んでいきました。
問題となったのは候補地です。広島というのは太田川のデルタに発展した町で平地が少ないんです。候補地も限られていて、挙がってきたのは旧広島市民球場跡地、広島みなと公園と現在の中央公園広場の3つ。
しかし、2014年時点では『基町高層アパートが隣接していて、迷惑施設になりかねない』という懸念から、中央公園広場が外されてしまったんです」候補地の決定にまで紆余曲折
そこでアクションを起こしたのが、当時のサンフレッチェ会長の久保允誉・エディオン代表取締役会長兼社長だ。2016年3月の記者会見で地元の名士はこう強調したという。
「サンフレッチェの声を聞いてほしい。我々は町中のスタジアムにこだわりたい。中心部にあることで将来の発展の基盤になるし、平和の発信基地にもなる。広島みなと公園では困難に陥るという試算も出ているため、ここに決まった場合、我々は一切、使いません」
この強い意思表明によって流れが大きく変わったと仙田社長は言う。
全文はソースで
https://toyokeizai.net/articles/-/846372?page=2引用元:https://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1734435835
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Source: フットボール速報