マンU、財務規定違反の可能性…5年連続で赤字、過去3年間の損失は約578億円以上か
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https://news.yahoo.co.jp/articles/21549438388fc57ce2b62c162d61488a8f70c3a2
マンチェスター・ユナイテッドが、プレミアリーグの財務規定に違反する可能性が浮上しているようだ。23日、『BBC』や『アスレティック』など複数のイギリスメディアが伝えている。
プレミアリーグでは現在、過去3シーズンの損失額の上限を1億500万ポンド(約202億円)に制限する「収益と持続可能性に関する規則(PSR)」が採用されている。この財務規定に違反した場合は勝ち点剥奪等の処分が科されることとなっており、実際に昨シーズン中にはエヴァートンとノッティンガム・フォレストが勝ち点を剥奪された。
今回の報道によると、過去20度のプレミアリーグ制覇を誇る国内屈指の名門マンチェスター・ユナイテッドが、このPSRに違反する可能性が浮上しているという。同クラブは昨年6月30日までの1年間に1億1320万ポンド(約218億円)の損失を計上しており、なんと5年連続で赤字に。過去5年間の損失額の合計は3億7000万ポンド(約712億円)に到達している模様だ。
こうした状況を受け、マンチェスター・ユナイテッドはコスト削減策に着手し、合計250名に及ぶ大量のスタッフを解雇。昨年11月にはホームゲームのチケット価格を一律66ポンド(約1万2700円)まで引き上げ、子供と65歳以上を対象とした割引も廃止した。しかし、こうした動きに反発したサポーター団体「The 1958」や「Fan Coalition 58」は、チケット価格の値上げによる長期的影響を懸念する書簡を提出。この度、クラブ側はこれに返答の中で、次のように財務規定に違反する可能性について認めたという。
「我々は現在のファンが引き続き試合を観戦でき、将来の世代のファンがチケットを確保できるように動くことを決意している。しかし、以前にも伝えたように、我々は現在毎年多額の損失を出しており、過去3年間では合計3億ポンド(約578億円)を超えている。こうした状況は持続可能ではなく、今行動を起こさなければ、今後数年間でPSRやFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)要件を遵守できなくなる恐れがある。それはピッチ上での競争力にも重大な影響を与えるだろう」
「我々はできる限り収支を黒字に戻すつもりだが、そこに到達するためには難しい選択をしなければならない。スタッフの大幅な削減やクラブ全体の多くの支出分野での削減なども含まれている。どれも簡単なことではないが、イングランドとヨーロッパのトップに返り咲くために、クラブを支える財政的持続可能性を回復することが必要不可欠だと考えている」
† Red Devils Manchester United 1929†
http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/football/1737640174/
Source: カルチョまとめブログ