レアル、ロドリゴ2発でブレストに3発快勝もCL決勝Tストレートインはならず POでマンCかセルティックと対戦へ CL第8節
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29日のチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ最終節、レアル・マドリーはアウェーでのブレスト戦を3-0で制した。
第7節終了時点では5勝3敗の勝ち点12で16位に位置。マドリーにとって最終節の目標は、ベスト16にストレートインできる8位以内に入ることだ。『Opta』によれば達成する2.8%で、その“奇跡”を成し遂げるためには勝利はもちろんのこと、可能な限りのゴールが必要となる。
ヴィニシウスを累積警告で欠くアンチェロッティ監督は、GKクルトワ、DFルーカス・バスケス、チュアメニ、リュディガー、メンディ、MF後列バルベルデ、モドリッチ、前列ブラヒム、ベリンガム、ロドリゴ、FWエンバペを起用した。
前半、マドリーは立ち上がり主導権を握る。左サイドにモドリッチ、ベリンガム、ロドリゴ、エンバペと選手を集中させて、そこからブレストを切り崩していったほか、守備が手薄な逆サイドでスペースを得るブラヒム、L・バスケスも活用。とりわけヴィニシウス不在の中、得意とする左サイドでプレーするロドリゴは、キレのあるプレーを連発していった。
そんな背番号11がマドリーに先制点をもたらしたのは、必然だったのかもしれない。スコアが動いたのは27分のことだった。ロドリゴがライン間で前を向いてボールを受けると、一人をかわしてそのままボックス内左に侵入。左足で対角線上にシュートを放つと、ボールは右ポストに当たって枠内に収まっている。
マドリーは、その後ブレストの反撃にも遭いながら1点リードのまま試合を折り返す。前半終了のタイミングで、マドリーは11位に位置。この時点でプレーオフで対戦するチームはユヴェントスかブレストで、ベスト16で対戦するのはアトレティコ・マドリーかレヴァークーゼンとなっていた。
迎えた後半、マドリーは51分にブレストにゴールネットを揺らされる。アジョルクがトゥーで蹴ったボールがチュアメニに当たってコースが変わり、クルトワも反応できず枠内に収まった。だが、これはVAR介入の結果オフサイドとなり、ゴールは取り消されている。
冷や汗をかいたマドリーは56分に待望の追加点を記録した。自陣で、エンバペが相手選手を引きつけながら後方に走り、送られた縦パスをスルーすると、前にスペースがある状況でボールを受けたベリンガムがドリブルで相手陣地に突き進む。そこから右サイドへと攻撃を展開していき、ボックス内右のL・バスケスが折り返したボールを、中央に詰めていたベリンガムが右足で枠内に押し込んでいる。
マドリーはその後も“奇跡”の8位以内を目指して攻勢を続ける。アンチェロッティ監督は72分に1枚目の交代カードを切り、ブラヒムを下げてブラヒムを投入。そして76分に3点目が決まった。ボックス内左、エンバペがトラップで相手DFをかわして右足アウトサイドでシュート。これはGKビゾットに跳ね返されるが、こぼれ球にロドリゴが右足で合わせて、この日2点目を決めた。ロドリゴは公式戦ここ11試合で10得点4アシストの暴れっぷり。そしてエンバペとの良質な連係を含めて、左サイドでより輝けることをアピールしている。
アンチェロッティ監督は81分にチュアメニ、ベリンガム、L・バスケスを下げてアセンシオ、アラバ、セバージョスを投入。また86分にはモドリッチとの交代でエンドリッキも入れた。スタジアムの観客は、ベンチへと下がるフットボール界の生ける伝説モドリッチを、スタンディングオベーションで称えていた。
終盤はブレストがボールを保持する時間も長くなる中、マドリーも若手を中心に追加点を狙っていったが、結局4点目は奪えず終了のホイッスルを迎えた。勝ち点を15としたマドリーだが、セルティックを下したアストン・ヴィラが勝ち点16で8位に入ったためにベスト8入りはならず。またアタランタ、ドルトムントと同勝ち点ながらも得失点差で下回ったことで、最終的に11位でリーグフェーズを終えた。
マドリーはプレーオフで21位セルティックか22位マンチェスター・シティと対戦することに。そしてホーム&アウェーで行われるプレーオフを突破した場合、ベスト16ではレヴァークーゼンかアトレティコ・マドリーと対戦する。
◆◇El Blanco Real Madrid 1347◇◆
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Source: カルチョまとめブログ