浦和がトルコ１部フェネルバフチェのトルコ代表ＦＷジェンク・トスン（３３）を獲得することが２日、決定的となった。トスンはトルコ１部リーグで通算１０５得点と実績十分のストライカーで、エバートンなど英プレミアリーグでプレーした経験もある。トルコ代表としても通算２１得点と国際経験も豊富だが、日本を含めたアジアのリーグは初挑戦となる。

　トスンは身長１８３センチでペナルティーエリア内でのシュート精度が高く、ヘディングなど得点パターンも豊富。かつて１６―１７シーズンにトルコ１部のベシクタシュで２０ゴールを挙げ、１７―１８シーズンの途中でエバートンへ。この年は１４試合５得点を挙げた。トルコに戻った２シーズン前の２２―２３年もベシクタシュで１５ゴールを挙げたが、昨季は６ゴール。フェネルバフチェに移籍した今季はここまで６試合１ゴールにとどまっており、出場機会を求めて浦和のオファーを受けたとみられる。

　浦和は今季、開幕から４試合で２分け２敗と未勝利で１９位と低迷し、得点数はわずか２点。ホーム開幕戦の２日柏戦も、０―２と無得点で敗れた。ここまで４試合はＦＷチアゴ・サンタナが１トップを務め、チームの全得点となる２点を決めている。しかし純粋なストライカータイプはチームに多くないだけに、トスンには起爆剤として期待がかかる。

移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part17019
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