新大会「欧州ネーションズリーグ」アジアでも導入の可能性

海外サッカー日本人選手
1:Egg ★:2018/11/20(火) 15:38:30.10 ID:CAP_USER9.net
欧州サッカー連盟(UEFA)加盟の代表55チームが参加し、2年ごとに開催される新大会「欧州ネーションズリーグ」は18日に7試合が行われ、最上位のリーグAで2組のスイスと4組のイングランドが来年6月に行われる準決勝への進出を決めた。

これまでの国際親善試合に代わって9月から始まった新設大会には批判の声も上がっているが、真剣勝負の増加や弱小国救済などのメリットも。将来的にはアジアなど他の大陸連盟にも導入される可能性がある。

先月、欧州ネーションズリーグに対する批判が大きな話題となった。イングランド・プレミアリーグの強豪リバプールのクロップ監督の「世界で最も意味のない大会」という発言だ。

ただ同監督は一方で「大会自体はいいアイデア」と言うようにメリットは多い。14年のUEFA総会で満場一致で開催が決定した今大会は、いわば代表の公式リーグ戦。W杯と欧州選手権予選のない2年ごとに行われる。

当時のプラティニ会長が「誰も興味がない親善試合に取って代わる」と説明したように、親善試合が公式戦に“昇格”することで選手の負担は増えるが、真剣度も高まることで代表の強化、ファン、スポンサーの注目度アップにつながる。

ランクごとに4つのリーグに分けられ、ドイツ代表レーウ監督は「強いチームとリーグ戦で戦える」と拮抗(きっこう)した相手との公式戦を歓迎していた。リーグには昇格、降格があり、ドイツはリーグA・1組で最下位となったため次大会はリーグBで戦うことになる。

また“弱小国救済”という意味合いもある。各リーグごとの各組1位(4チーム)は、20年欧州選手権予選のプレーオフ出場権を獲得。プレーオフは各リーグごとにトーナメント戦で行われ、勝者が本大会出場権を得る。つまり、一番レベルの低いリーグDからも1チームは欧州選手権本大会出場が可能。

これまでの予選方式では突破がほぼ不可能だったジョージアとベラルーシがリーグDでプレーオフ出場権を獲得しており、ともに初の主要国際大会出場へ夢をつないでいる。

FIFAは、このネーションズリーグを他大陸でも行い、その勝者による世界大会の開催を計画。アジア連盟でもアジア版ネーションズリーグ開催が検討されており、将来的に日本代表の活動、強化にも影響を与えることになりそうだ。
2018-11-20_16h41_18
11/20(火) 9:30配信 スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-00000083-spnannex-socc

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