- 1 名前:Egg ★:2018/11/22(木) 07:37:27.73 ID:CAP_USER9.net
- ・やっぱり“半端ない”大迫
大迫勇也(28)と杉本健勇(26)の“ライバル関係”が鮮明になってきている。キリンチャレンジ杯では、11月16日のベネズエラ戦で大迫が1トップで先発し、20日のキルギス戦では杉本が抜擢された。
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豊田スタジアムで行われたキルギス戦で、日本は山中亮輔(25)の代表デビューゴールや原口元気(27)の直接FKなどで4-0の勝利を飾った。これで森保ジャパンは代表監督就任後の5試合を4勝1分けの無敗で終え、来年1月にUAEで開幕するアジアカップに挑むことになった。
FIFAランク90位と格下(日本は50位)のキルギス戦では、森保一監督(50)はベネズエラ戦からスタメン11人を入れ替え、招集した全選手(GK東口順昭(32)をのぞく)を2試合で起用した。その狙いを「2チームぶん、それ以上の選手層を持って戦えるようにしたい」と語り、「まずは戦術面の浸透を図って、アジアカップでの戦いにつなげたい」と戦術面での意思統一をテーマに掲げた。
このためチームのシステムは4-2-3-1を基本とし、マイボールの時はDFラインでパスを回しつつ、ベネズエラ戦ではボランチの遠藤航(25)が、キルギス戦では同じくボランチの守田英正(23)が最終ラインに落ち、CBがワイドに広がる3バックを採用。そして両SBは高い位置取りの3-4-3へと変化する。
一方、相手がボールを保持しているときは、1トップでは相手の4バックにプレスがかからないため、トップ下の南野拓実(23)や北川航也(22)が1列前に上がり2トップとなり、両サイドのMFは下がって中盤をボックス型の4-4-2に移行する。この基本フォーメーションはキルギス戦でも変わらなかった。
そしてマイボールになったら、1トップの大迫や、杉本に速くて強いパスを出し、彼らのキープ力から南野経由で両サイドのMFやSBの攻撃参加からゴールに迫るというものだった。
ベネズエラ戦では、大迫はシュート0本と物足りなさも感じたが、それでも68分の出場で13回のポストプレーを成功させ、攻撃陣のリーダーとしての役割を果たした。元々ポストプレーには鹿児島城西高校時代から定評があり、一躍有名になったフレーズである「大迫、半端ないって」も対戦相手の滝川第二高校のDFが「大迫、半端ないって。あいつ、半端ないって。後ろ向きのボール、めっちゃトラップするもん。そんなんできひんやん普通」と発言したことからきている。
ちなみに2018ユーキャン新語・流行語大賞の候補に選出されたことについては「僕が発信していることではないので、なんとも言いがたいです。ただ、サッカーの話題に触れられると思うし、サッカーに興味のない人たちも含めてすごくうれしいことではあるんじゃないですか」と話していた。
大迫に比べキルギス戦の杉本は、59分の出場で成功させたポストプレーは7回。ベネズエラ戦に比べてキルギス戦のチームは完成度が低いこと、相手は5バックで守備を固めたせいもあるが、トラップが大きくなり相手にカットされたり、落としのパスの精度を欠いたり、インターセプトされることも何度かあった。
つづく
ディリー新潮
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181122-00552123-shincho-socc - 2 名前:Egg ★:2018/11/22(木) 07:37:55.63 ID:CAP_USER9.net
- ・杉本が大迫より評価された時期も
ベネズエラ戦後の大迫は「岳(柴崎)にしろ、航(遠藤)にしろ、いい縦パスを入れてくれる選手がいる。そこから先はあまり考えずにプレーしている」と話していたが、大迫は前線で張るだけでなく、マーカーからスッと離れて自陣に戻る動きでフリーとなりつつ、しっかり止まって味方からのパスを引き出していた。
対する杉本は前線でマーカーと駆け引きをしつつ、自陣に戻ることはせず、絶えず動き続けていた。動き続けていると、パスの出し手は足下なのかスペースなのか判断が難しい。そして前線に張り付いているため、記者席から俯瞰するとボール保持者と杉本の間には数多くのキルギスの選手がいて、ほとんどパスコースがない。ボール保持者の視界に杉本は入って来られないのだ。
杉本自身は「前半は相手も真ん中が多かったので、なかなか(ゴール前に)は入れなかった。今日のゲーム展開では引くより前でガマンしよう。前で勝負しようと思った」と試合を振り返った。大迫の座を脅かすにはゴールという結果を残したかったのだろうが、その意識がキルギス戦ではマイナスに作用したのかもしれない。
大迫と杉本は、ともに12年ロンドン五輪の予選を戦ったチームメイトだった。しかし大迫は、オールラウンドプレーヤーであり、闘志を前面に出して戦うタイプの選手ではない。このためロンドン五輪のメンバーからは落ち、ファイタータイプの杉本がロンドン行きの切符をつかんだ。あれから6年、大迫は初のW杯である14年ブラジル大会では失意を味わったが、4年後のロシアでは初戦のコロンビア戦で決勝点を決めるなど海外移籍の成果を発揮した。
一方の杉本は日本代表のボーダーラインにとどまっている。大迫は代えのきかないエースであるが、彼一人に頼っていては危険だし、ケガなど万が一の場合に備えてバックアッパーは必要だ。杉本のさらなる成長は森保ジャパンにとっても急務であるだけに、攻撃陣の4人のセットは「力の差はあると思うが、これからの練習で選択肢を持たせてあげたい。これから伸びていく選手にどう働きかけていくか。それが自分の責任でもあり課題でもある」という森保監督の言葉に期待したい。
週刊新潮WEB取材班
2018年11月22日 掲載
引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1542839847
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Source: フットボール速報