J1神戸、C大阪MF山口蛍に正式オファー(関連まとめ)
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J1神戸が今オフ、2010年南アフリカW杯得点王の元スペイン代表FWダビド・ビジャ(36)と、C大阪の元日本代表MF山口蛍(28)の獲得に乗り出していることが29日、わかった。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)、元ドイツ代表MFルーカス・ポドルスキ(33)らがそろうチームが、さらなる実力者を迎え入れてJリーグ版“銀河系軍団”となる可能性が出てきた。
イニエスタ獲得で世界に名を知らしめた神戸が、またも衝撃の補強プランを進めていた。関係者の話を総合すると、神戸はスペイン代表歴代最多の54ゴールを誇り、08年ユーロ、10年南アフリカW杯で得点王に輝いたストライカー・ビジャとも接触していることが判明。さらにC大阪のキャプテンで、日本屈指の守備力を誇るボランチ・山口に正式オファーを提示していることが分かった。
昨夏にポドルスキ、今夏にイニエスタとビッグネームを迎えた神戸。ACL出場圏の3位以内を目標に掲げた今季は、イニエスタがJ1初ゴールを挙げた8月11日・磐田戦の勝利で4位に浮上するなど好調を誇った時期もあったが、8月末から5連敗と低迷。9月にはスペインの名将・リージョ監督(53)を招へいして立て直しを図ったが、戦術が浸透するまでには至らず、最終節を残して11位にとどまっている。イニエスタは27日に受けた合同インタビューの中で「毎シーズン市場を見て、クラブをより強くしていくために必要な選手の補強というのはやっていくべき」と、補強の必要性を語っていた。
補強ポイントは、チーム最多がMF三田の6ゴールと得点源が不足するストライカーと、イニエスタらの後方で守備を預かるボランチだ。スペイン代表、バルセロナでイニエスタとチームメートだったビジャは、15年から米メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティでプレーし、36歳の今季も22ゴール。今季限りでニューヨーク・シティからの退団を発表したが、ベテランの域に達しても高い得点力は健在だ。
一方で山口は広い守備範囲と危機察知能力、高いカバーリング技術を誇り、中盤の守備力はJリーグ屈指。14年ブラジル、18年ロシアと2度のW杯に出場するなど、豊富な経験を誇る。C大阪もチームの核と言えるキャプテンに対し、全力で慰留に努める見込みだが、イニエスタとプレーできるという点においても神戸が大きな魅力を誇っていることは間違いない。
2人の獲得に成功すれば、イニエスタ、ポドルスキ、ビジャと3人のW杯優勝経験者と、日本を代表するボランチで、チームの骨格となるセンターラインを固めることになる。目標とするアジアNO1クラブへ、神戸が今オフの移籍市場でも主役に躍り出る気配だ。
◆ダビド・ビジャ 1981年12月3日、スペイン・アストゥリアス州生まれ。36歳。17歳の時にスポルティング・ヒホンの下部組織に加入。01年6月にトップチームデビュー。サラゴサ、バレンシアを経て10年にバルセロナに移籍。約3年間プレーし、13年にはAマドリードへ。14年夏からはアメリカに移り、ニューヨーク・シティFCでプレーする。05年にスペイン代表に初招集され、10年にはW杯優勝を経験。代表では通算54得点と、スペイン代表歴代最多得点の記録を持つ。175センチ、69キロ。家族は妻と1男2女。
◆山口 蛍(やまぐち・ほたる)1990年10月6日、三重・名張市生まれ。28歳。小学3年でサッカーを始め、03年にC大阪の下部組織に入団。09年にトップチーム昇格。12年ロンドン五輪代表、14年ブラジルW杯でも全試合に出場。15年12月にドイツ1部ハノーバーに移籍するも、16年6月にC大阪に復帰。日本代表45試合出場2得点。J1通算166試合12得点。利き足は右。173センチ、72キロ。独身。
移籍・レンタル・戦力外「ら」スレPart11232
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Source: カルチョまとめブログ