青森山田(青森)と流通経済大柏(千葉)が対戦した第97回全国高校サッカー選手権大会決勝。前年のリベンジへ、流通経済大柏は理想的な立ち上がりを迎えた。
試合開始直後から青森山田のプレスを掻い潜りアタッキングサードに侵入。サイドを中心にチャンスを作ると32分、コーナーキックから関川郁万がヘディング弾をお見舞いし、待望の先制点を手にした。
しかし、40分に青森山田・檀崎竜孔のゴールで同点とされると、63分には再び壇崎にゴールを許し逆転された。
終了間際の88分には小松慧(青森山田)のダメ押し点で万事休す。流通経済大柏は2大会連続準優勝で大会を終えた。
お家芸の“堅守”は健在だった。初戦となった2回戦で徳島市立(徳島)に1失点して以降、3試合連続でクリーンシートを記録。
瀬戸内(広島)との準決勝は前半から得点を重ねると、5つの交代枠をフルに使って主力を温存。
来る決勝戦を万全の状態で迎えた。
上述の通り、関川のゴールで先制するまでは完璧だった。あとはこれまでと同じように、鉄壁の守備でリードを守り切れば、11年ぶりの選手権制覇が決まる……。
しかし、まさかの3失点で敗戦。前年の雪辱は果たせなかった。
悔しさの連続だった3年間
「自分が点を決めようが、チームが勝たないと意味がないので。最後までチームを勝たせられなかった3年間でした……」
表彰式を終え、メディアの取材に応じた関川は、悔しさを噛み締めながら言葉を絞・・・
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