CSKA西村拓真、移籍後初ゴール!ルビンカザン戦で先制弾で3-0完勝に貢献(関連まとめ)
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現地時間3月8日にロシア・リーグ第19節が行なわれ、CSKAモスクワはルピンカザンをホームに迎えた。試合は3-0で勝利。先制点は、昨夏J1ベガルタ仙台から加入した西村拓真が決めた。西村にとっては、ロシアでの公式戦初ゴールとなる。
長いウインターブレークから開けた前節、CSKAモスクワはアルセナル・トゥラに0-2で完敗。攻撃陣が度重なる決定機を逃し、1点も奪うことができなかった。
攻撃陣の不振が嘆かれるなか、指揮官のヴィクトル・ゴンチャレンコは翌週のホームでの一戦に、西村を3トップ左に起用。これがピタリとハマった。
西村はリーグ中断期間中のスペイン合宿で行なわれたテストマッチで、ゴールやアシストを記録するなど、好調を維持していた。この試合ではDFの裏を狙う動き出しと豊富な運動量で前線を活性化。試合開始早々から積極的な攻め上がりを見せ、得点の気配を漂わせた。
16分、右ウイングバック・マリオ・フェルナンデスからのスルーパスを中央で受けた西村は、DFを引きはがしフリーでシュート。しかしこれはゴール右に切れる。3分後の19分にはFWヒョードル・チャロフのシュートをGKが弾いたボールを右で蹴り込むが、これはゴール左に外れてしまった。
三度目の正直は24分、左サイド・ゲオルギ・シェンニコフのクロスをフェルナンデスが頭で折り返したボールを、中央のチャロフがスルー。空いたスペースに転がったボールを、走り込んだ西村が冷静に蹴り込み、ゴールネット右隅に突き刺した。
ロシアに渡ってから、公式戦では初となるゴールを決めた西村は喜びを爆発。仲間からの手荒な祝福を受けた後はベンチのスタッフとハイタッチ。スタジアムには大勢のサポーターの叫ぶ「タクマ!」「ニシムラ!」の声が響き渡った。
西村のゴールで完全に勢いづいたCSKAは、その後も攻め手を緩めないものの、決定機をものにすることができず、1点リードで折り返した。
後半もホームチームの攻勢が続く。西村はゴール前で惜しいシュートを放つシーンもあったが、追加点を奪うことはできずに、66分でベンチにさがった。
CSKAは83分にチャロフ、後半アディショナルタイムにヤカ・ビョルが追加点を決めて3-0とし、ウインターブレイク明け初の勝利をホームで記録した。
試合後、日本人選手の初ゴールを報告する公式SNSアカウントには、完勝を喜ぶ現地サポーターから「さすがサムライ!賢い!」「タクマ!素晴らしい!」といった称賛の声が多数寄せられた。
ロシアに渡って半年余り、ようやく待望の初ゴールを記録した西村。CSKAモスクワでの定位置確保へ、大きな一歩を踏み出したと言えるだろう。
Source: カルチョまとめブログ