プレミアリーグ第32節が行われ、14位クリスタル・パレスと3位マンチェスター・シティが対戦した。

来週ミッドウィークにはチャンピオンズリーグ・レアル・マドリー戦を控えるシティ。ケヴィン・デ・ブライネやアーリング・ハーランド、ジャック・グリーリッシュらが先発した一方で、好調のフィル・フォーデンやベルナルド・シウヴァはベンチスタートとなった。

試合は予想通りシティがボールを持つが、いきなりパレスがチャンスを活かす。4分、自陣でボールを奪うと、素早く前線へ供給。これに抜け出したジャン・マテタが右足でポストに当てながらゴールへ沈め、最初のチャンスをゴールへ変える。

11分にはクロスのこぼれ球をロドリがボレーで狙うが、GKディーン・ヘンダーソンが好守でかきだした。それでも、デ・ブライネが右足一振りで同点とする。14分、左サイドハーフスペースで受けると、中に切れ込み右足でゴール右上隅に叩き込み、スーパーゴールで試合を振り出しに戻した。

38分にはシティの低い位置でのミスからパレスがチャンスを作るが、マテタのシュートはバーに嫌われ、2点目とはならない。1-1で後半を迎えると、すぐにシティが逆転する。左サイドからグリーリッシュがクロスを送ると、リコ・ルイスがワントラップからボレーで決め、シティが試合をひっくり返す。

66分にはグリーリッシュが中へ踏み込むと、デ・ブライネへ。折り返しをハーランドが沈め、シティが3点目を追加する。70分にはグリーリッシュの鋭い折り返しをロドリが落とすと、走り込んできたデ・ブライネが左足で叩き込み、シティが試合を決定づける。

それでも、パレスは86分にクロスからオドソンヌ・エドゥアールが足先で合わせ、2点差に迫る。試合はその後動かず、シティが4-2で勝利。シティが連勝で暫定2位に浮上、首位リヴァプールとも勝ち点で並んでいる。

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