元ミラン会長ベルルスコーニ氏、3部オーナーで初陣!「ヒゲ、タトゥー、ピアスとは無縁の若手イタリア人チームにする!」
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ミランの黄金期を築いた名物会長が、3部クラブのオーナーとしてサッカー界に戻ってきたのは、F1で有名な街のチームに伸びしろがあると感じているからだ。
イタリア衛星放送『Sky Sport』によると、ベルルスコーニは「しかるべき補強をすれば、セリエBに昇格でき、セリエAにも上がれるかもしれないと確信している」と述べた。
「我々がモンツァを買収したのは、イタリア全土の若手を探すのに投資するからでもある。我々は若手がスタメンに居並ぶようなチームにしたいんだ。もちろん、全員イタリア人さ。それも、今のサッカーでは考えられなくなった“ルールのあるチーム”にしたい」
例えば、身なりもそのひとつだ。以前から昨今の選手のルックスに対する不快感を隠さなかったベルルスコーニは、「選手選びにおいてもっとも重要なのは、マナーや節度になるだろう」と明かす。
「我々は秩序だった若者を望む。できればヒゲやタトゥー、ピアスがなく、身なりも良くてマナーのある選手たちだ。ピッチでは相手に対して公正な態度を持ち、ファウルをすれば謝り、審判としっかり話ができる選手だね」
「タトゥーのない選手など見つからないと言われたが、私は信じている。外国人ばかりになった今のサッカー界において、モンツァがほかと異なり、手本となるクラブになることを願っているよ。モンツァが例外になれることを望んでいるし、信じている」
モンツァでの初陣(6節のトリエスティーナ戦)の前、ロッカールームで選手たちに「3点差以上で勝ってほしい」と注文するなど、相変わらずのベルルスコーニ(試合は1-1のドロー)だが、“古巣”ミランへの注文も変わらない。4-3-3を基本布陣とするジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の戦術が気に入らないと苦言を呈した。
「ミランの戦い方に不満があるんだ。私やカルロ・アンチェロッティ、ファビオ・カペッロに分かったのに、どうしていまの監督は(2トップにすべきだと)分からないのか、理解できないね」
ヒゲを生やし、タトゥーを入れている選手たちが4-3-3システムで戦うミラノダービー。「テレビで観るよ」というベルルスコーニは、どのような気持ちでこの大一番を見守るのだろうか。
10/15(月) 17:40配信 サッカーダイジェスト
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Source: カルチョまとめブログ