アーセナルは、中盤の強化のためにエヴァートンから新しくトレードで選手を獲得することも検討しているようだ。英メディア『TEAM TALK』は、アーセナルが新しい選手を獲得するために検討している計画と具体的に狙っている選手について、現地時間17日に報じている。

　報道によると、アーセナルが獲得を狙っているのが、今季エヴァートンの中盤の中心として活躍したアマドゥ・オナナだ。オナナは、今季リーグ戦30試合に出場して2得点をマークしている。同クラブは、デクラン・ライスの横でプレーできる守備的な中盤の選手を探していると報じられており、今季のプレミアリーグにおいて4番目に少ない失点でシーズンを終えることに貢献したエヴァートンのオナナに白羽の矢を立てたようだ。

　もっとも、エヴァートンはジャラッド・ブランスウェイトの移籍も噂されており、主力が2名抜けてしまうのは好ましくない。同メディアは、「エヴァートンを率いるショーン・ダイチ監督に新たな選手を獲得する機会を与えるものである」と前置きした上で、アーセナルがトレード移籍を提案する可能性と取引に含まれる可能性のある４選手について次のように報じていた。

「アーセナルは交換条件としてトップチームのスター選手4名をオファーする用意がある。1人目はストライカーのエディ・エンケティアだ。2人目は、サンビ・ロコンガであり、彼はオナナの交換選手として同等の選手だ。また、リース・ネルソンの名前もあがっている。そして、キーラン・ティアニーも候補だ。彼は、ダイチ監督に質の高い守備の選択肢を与えることができるかもしれない」

　エヴァートンは、プレミアリーグの「収益性と持続可能性に関する規則（PSR）」に違反していると言われており、今季の補強が満足にできない可能性もある。そのため主力の放出につながるとは言え、貴重な戦力の確保のためにアーセナルが提案する可能性のあるトレード移籍に応じる可能性は十分あると言えるだろう。

【Gunners】 Arsenal F.C.【part2336】
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