移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、レスター・シティはアーセナルに所属するリース・ネルソンの獲得を目指しているという。同クラブは完全移籍ではなく、買取義務付きのローンでの獲得を検討しているようだ。

現在24歳のネルソンはアーセナルの下部組織出身の選手。これまでにホッフェンハイムやフェイエノールトへのレンタル移籍で経験を積んできた同選手だが、アーセナルではバックアッパーの立ち位置。直近の23-24シーズンも公式戦で23試合の出場で1ゴール3アシストと乏しい結果に終わりプレイ時間も729分と限定的となっていることから今夏での売却が伝えられていた。

そんなネルソンの獲得を目指すのが24-25シーズンよりプレミアリーグに復帰するレスター。同氏によると、レスターとアーセナルは既に交渉を開始しており、ネルソン自身も移籍には前向きとのこと。しかしアーセナル側は移籍金2000万ポンドでの完全移籍を望んでいるのに対して、レスターは買取義務付きのローン移籍を希望しているため、現時点では未だ合意には至っていないという。

イングランド代表MFブカヨ・サカのバックアッパーとして期待されていたネルソンだが、今夏の移籍市場で下部組織時代から過ごしたクラブを去るのだろうか。今後の動向から目が離せない。

【Gunners】 Arsenal F.C.【part2349】
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