プレミアリーグのフラムが、アーセナルのMFエミール・スミス・ロウの獲得に迫っている。英『BBC』が伝えている。

現在24歳のスミス・ロウはアカデミー出身で、アーセナルの背番号10を背負う。21-22シーズンには公式戦37試合に出場し、11ゴール2アシストをマークしブレイク。イングランド代表にも選出された。しかし、翌シーズンに鼠蹊部を痛め、試合に出場できない期間が長くなり、徐々にチームでの序列を落としていった。昨シーズンは公式戦19試合の出場（先発は4試合）し、1アシストの活躍に留まった。

フラムへの移籍が近づいていると言われていたスミス・ロウだが、同クラブは約67億円となる総額3400万ポンド（2700万ポンド＋最大700万ポンドのオプション）の移籍金をアーセナルに提示したと同メディアは伝えた。この金額は、6年前にコートジボワール代表MFジャン・ミシェル・セリを獲得時に支払われた2500万ポンド（約50億円）を超え、フラムにとって最高額となる見込みだ。

スミス・ロウは、アメリカで行われているアーセナルのプレシーズンツアーに参加しているが、フラムと交渉中ということもあり試合に出場していない。

移籍が決定的と報道されるスミス・ロウ。フラムへの移籍でかつての輝きを取り戻せるか注目だ。

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