準強制性交致傷の疑いで書類送検されていたフランス1部スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也（31）が9月から始まるW杯アジア最終予選から日本代表へ復帰することが決定的であることが9日、分かった。
この日、大阪地検が伊東を嫌疑不十分で不起訴処分とした。招集されれば、1月のアジア杯カタール大会以来。森保監督は条件がそろえば、すぐにでも招集したい意向を示しており、今回の不起訴処分を受けて確実になったとみられる。

伊東側の告訴により、虚偽告訴容疑で書類送検されていた女性2人についても不起訴とした。地検は「必要な捜査をしたが、いずれも起訴するに足りる証拠を収集することができなかった」としている。

　昨年6月に同意なく性行為をしたとして、今年1月に女性2人から告訴されたが、伊東側は性加害はなかったとして虚偽告訴容疑で告訴。当時アジア杯で代表活動中だったが、途中離脱し以降は招集がなかった。
ただ、所属クラブでは試合に出場。7月からは日本ツアーでJリーグ勢と対戦し、好調ぶりを披露していた。伊東復帰となれば森保ジャパンにとっては追い風。まずは17日に開幕するフランス1部リーグで結果を残す。

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