パリオリンピック（五輪）女子サッカーで優勝した米国のFWトリニティ・ロッドマン（22）が大会後、父との関係を明かした。父はかつてのNBAスター・デニス・ロッドマン氏（63）。

米国は11日の決勝で、ブラジルを1－0で下し、3大会ぶりに最多5度目の優勝を飾った。トリニティ・ロッドマンはピンクの三つ編みのストライカーで、準々決勝の日本戦では延長で決勝ゴールを決めるなど、エースとして大会3得点を記録した。

偉大な父のことを聞かれる質問が多いが「私は有名な父がいる。でも私の人生に父はいない」と答えている。また「父とは何年も連絡していない。父と娘の関係は事実上、存在しない。父はもう私の人生の一部ではない。私の試合を見てるとも思わない。期待もしない」と、疎遠になった父との関係を明かした。

スペイン紙マルカもこのほど、ロッドマン親子を特集。記事には「デニス・ロッドマンは2012年にトリニティ・ロッドマンの母と離婚し、それ以降、ほとんど連絡を取っていない。娘はオリンピック金メダルのおめでとうコールも受けなかったのだろう」と書かれた。

https://www.nikkansports.com/olympic/paris2024/soccer/news/202408130000130.html