昨季限りでデ・ゼルビ監督が退任し、新たにヒュルツェラー監督の新体制をスタートさせたブライトンは、現地時間17日に行われたプレミアリーグ開幕節でエヴァートンとのアウェー戦を迎えた。オフシーズンの日本ツアーで長期離脱から復帰していた三笘は、定位置の左ウイングとして無事に開幕スタメン入りした。

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試合序盤は一進一退の攻防で推移する。序盤のピンチをGKの好守で凌いだブライトンはジョアン・ペドロが左ポスト直撃のミドルシュートを放つなど徐々に反撃に転じると、25分に三笘が魅せる。ボックス右で仕掛けたミンテが鋭いグラウンダークロスを上げると、ファーサイドで飛び込んだのは三笘。右足のダイレクトシュートを押し込み、今季初ゴールでヒュルツェラー監督の新体制における第1号を記録した。

迎えた後半、ブライトンは立ち上がりにエヴァートンの攻勢に遭うも、56分に大きな追加点を挙げる。相手陣内でボール奪取に成功すると、バイタルエリアを侵攻したウェルベックが正面でそのままシュート。ゴール左にコントロールシュートを流し込み、ブライトンに2点目をもたらした。

勢いに乗るブライトンは63分にも敵陣でボールを奪うと、ボックス左に抜けた三笘がシュート。しかし、これは間合いを詰めてきたGKの好守に阻まれて2点目とはならない。それでも、三笘は67分にDFアシュリー・ヤングのトラップが乱れたところを見逃さず、ボール奪取。そのままゴールへ独走しようとしたところでヤングのファウルを誘う。これが決定機阻止とみなされたヤングは一発退場となり、ブライトンが数的有利を手にした。

その後、ブライトンは数的有利を活かして無理なく時間を進めると、87分には正面からアディングラが試合を決める3点目をマーク。エヴァートンをそのままシャットアウトして3-0で快勝したブライトンが三笘の活躍もあり、新体制での開幕戦で白星スタートを決めた。

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