■ 今や学生のほとんどが日本人
ここで改めて京都国際高校の成り立ちについて押さえておこう。
京都国際の前身は在日韓国人が同胞子女の民族教育のため、お金を出し合って1947年に設立した「京都朝鮮中学」だが、2003年、運営難に陥り事実上“韓日連合学校”に転換した。日本の学校教育法第1条の認可を受け、校名も「京都国際中学高等学校」となった。2004年から日本人学生を受け入れ始め、現在は学生のほとんどが日本人だ。今や毎年、韓国(10億ウォン)と日本(15億ウォン)、それぞれの教育当局から約25億ウォンの支援を受けている、両国政府が認める国際学校である。
そしてほとんどの韓国メディアは触れていないが、今回の甲子園に進出した京都国際の野球部員は全員日本人だ。野球ボールが破れるとのビニールテープを巻いて補修して使っていた時期もあった。学校のグラウンドが極めて狭いため、思う存分打撃練習に打ち込むこともままならない。そうした恵まれていない環境を克服し、選手たちは甲子園で決勝の舞台まで上り詰めてきた。
おそらく京都国際の選手や学校関係者は、甲子園で勝ち進めばまた「校歌問題」で日韓両国の世論がざわつくことを覚悟していたのだろう。夏の甲子園出場が決まった後、彼らはメディアの取材にこう答えている。
<3年生の藤本陽毅主将は「他の高校とは違い、自分たちは日本人、韓国人から・・・
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