名門ユベントスを再建した辣腕（らつわん）ゼネラル・ディレクター（GD）、ジュゼッペ・マロッタ氏（61）がクラブを去ることになった。30日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

「ユベントスとの代表取締役としての契約は10月25日で切れるが、更新しないことになった。10月1日に開かれる役員会で新しい役員メンバーのリストが発表されるが、私の名は入っていない。我々の道は別れる」と語ったという。

同時に「ユベントスでの8年間は素晴らしいものだった。たくさんの勝利を手にしたし、忘れることはできない。ユベントスはそれを代表する人々とともに永遠に私のハートに残り続ける」とクラブへの愛情も示した。

クラブは幹部の若返りを目指すともいわれており、現在副会長のネドベド氏や技術部長のパラティチ氏がさらに権力を持つとみられる。また技術部のコンサルタントとしてジダン氏を招くといううわさもある。

マロッタ氏はかつて名波浩が所属したベネチア、アタランタ、柳沢敦が所属したサンプドリアでも幹部を務めてきた。

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