奈良クラブは4日、フリアン・マリン・バサロ監督の解任と中田一三氏の新監督就任を発表した。

　今季J3リーグ第26節終了時点で、奈良は5勝10分け11敗の勝ち点25で18位。直近10試合でわずか1勝(3分け6敗)で第23節からは4連敗を喫していた。

　クラブをJFLからJ3へと導き、今季就任4年目を迎えていたフリアン監督は公式HPを通じ、「この数年間で私たちがファン・サポーター、選手、スタッフ、パートナー企業、行政、代表と共に達成してきたことは本当に素晴らしいものでした。こうした成功は夢見ることすら難しいですが、私たちはそれを現実にしました。 私は、皆さんと共にこの輝かしい数年間を過ごすことができたことに心から感謝の気持ちでいっぱいですし、生涯忘れる事は無いでしょう。私は責任を感じており、1歩身を引かなければならないことは理解しています。しかし、私はこれからも奈良クラブのファンであり、チームが目標を達成できるよう応援していきます。私と妻の将来はまだ日本に縁があると思っていますので、今後も奈良の街や奈良クラブに訪れるつもりです。Visca el Nara!」とコメントしている。

　新監督の中田氏は清水エスパルスでプレイヤーデベロップメントコーチを務めていたが、同日に双方合意の上での契約解除が発表。また、奈良は同日にウリオールコーチの契約解除、現在ユース監督を務めるダリオ・ロドリゲス・マンチャ氏のトップチームヘッドコーチ就任が発表されている。

移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part16683
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