『Koora』はサウジアラビア代表のプレーについて、「先制を許したあとで団結力を取り戻したが、準備と動きが遅く、大きな脅威をつくることはできなかった」とし、42分の決定機は「サウド・アブドゥルハミドが最も危険なシュートを放ったが、鈴木彩艶のセーブに阻まれてCKになった」と記した。

　さらに、「後半に入っても同点に追いつくために圧力をかけ続け、日本代表のペナルティーエリアに近づくことはそれほど難しくなかったが、最後のタッチが足りなかった」と分析。「サウジアラビア代表は解決策の欠如と、日本代表の守備を突破することに苦しんだ」と、ホームでの敗戦を振り返った。

『Akhbar Al Sharq』は、「サウジアラビア57％：日本43％」というボール支配率にも注目し、「日本代表の森保一監督はカウンターに頼ったが、イタリア人指揮官のロベルト・マンチーニ監督はボールポゼッションをゴールにつなげることができなかった」と指摘。サウジアラビア代表は、今回試合が行われたジッダで過去3回日本代表と対戦し3勝していたため、「歴史的な黒星を喫した」と伝えている。