サウジアラビアメディア『Arriyadiyah』のジャーナリストであるナワフ・アル・アキール氏が、自身のX（旧Twitter）にて、「アジアサッカー連盟は各国代表チームによる欧州ネーションズリーグに似た大会の創設を検討している」とポスト。AFCのウィンザー事務総長の新大会創設に関するコメントも紹介し、「アジアカップが代表チームにとって最高峰の大会であることに変わりないが、我々は大陸中のチームにより多くの競争機会を提供する方法を常に模索しており、選手とチーム双方の成長に不可欠な、定期的で質の高い試合を提供する大会を創設することの重要性を理解している」と言及した。

仮にこの大会が創設されれば、日本にとってデメリットの多い大会になるであろう。貴重なアジア以外の国とのマッチメイクが難しくなることや、FIFAランキングの低下も懸念され、ワールドカップに出場した際のポッド分けにも影響する可能性もあるからだ。

同ジャーナリストによれば、この新しい大会は来年2025年から2028年まで開催され、近々公式発表されるとのこと。今後の日本代表にとって、大きく影響を及ぼすことになりそうだ。

❌【2025年にAFCネーションズリーグ開催予定なし】

　先の報道によると、アジアサッカー連盟(AFC)はヨーロッパのUEFAネーションズリーグをモデルにした「アジアネーションズリーグ」を導入することを検討しているとのことだった。

　この案は、アジア全体の代表チームのレベル向上を目的としており、当初は2025年から2028年の間に実施される予定だった。

　しかしながら、AFCの報告によると、このアジアネーションズリーグの構想は頓挫した。このような大会に関する最初の話し合いが行われたが、最終的に構想は棚上げとなったという。

　提案撤回の主な理由は、加盟国間の意見の相違、特に大国からの反対である。これらの国々は、アジアの相手と対戦するよりも、アジア以外のチームと対戦することを希望している。

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