8大会ぶり6回目の松山北(愛媛)が、大会初勝利を挙げた1回戦で満足などせず、越年達成となる2勝目をつかんだ。同じく初勝利を初戦で手にしていた、全国初出場の龍谷富山と対戦。0-0で迎えた後半26分に、FW大西然(2年)が獲得したPKを、唯一の3年生MF森隼人が右足でど真ん中に蹴り込んだ。
進学校のため、夏で20人強の3年生が引退
既に推薦で同志社大(同大)進学が内定しており、さらには夢の小中高「全国」のため1人だけ残った森が、決めた。
J2愛媛FCの下部組織U-15など小中で全国を経験し、高校でも最後の冬に懸けてきた。「(来年1月18、19日の大学入学)共通テストに向けて勉強しながら、横断幕や個別にメッセージをくれた、引退した3年生たち、PKを取ってくれた然たち2年生や1年生の思いを背負って、自信を持って蹴りました」。外すわけにはいかなかった。
兵頭龍哉監督(63)も「愛媛県にいるみんなの力、OBの力、全部ここに入りました」と感謝。自身が初めて選手権で指揮した09年度。松山北を、実に46年ぶりの出場に導いた大会で、この西が丘で国学院久我山(東京B)に1-7で敗れていただけに「あの時のスコアは1-7と書いてあって、今日は1-0でした」と感慨深げだった。
県勢としても92年度の南宇和によるベスト8以来32大会ぶりの3回戦進出。県勢の2・・・
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