イングランドプレミアリーグ・マンチェスターCのグアルディオラ監督が11日（日本時間12日）、同国代表DFカイル・ウォーカー（34）が退団を要請したと明かした。BBCなど英メディアが報じた。

　マンCは同日のFA杯3回戦で4部サルフォードに8-0と大勝。ウォーカーをメンバー外としたグアルディオラ監督は「カイルは2日前に海外でプレーしてキャリアを終える選択肢を探りたいと申し出た」と説明した。

　ウォーカーは17年7月、トットナムからマンCへ移籍。6度のプレミアリーグ優勝や欧州CL制覇など17個のタイトル獲得に貢献した。23年にはドイツ1部Bミュンヘンへの移籍も噂されていたが、グアルディオラ監督はこの日「オファーが十分ではなかった」と明かした。

　ウォーカーの移籍先としてサウジアラビアの可能性が報じられている。グアルディオラ監督は「カイルなしでは、ここ数年のクラブの成功はありえなかった。絶対に不可能だ。感謝の気持ちでいっぱいだ」と移籍容認の姿勢を示す一方、「状況が分からないので必ずしも移籍が実現するとは限らないが、このチームでここにいたくないと思う人はいないと確信している。ここでは理想とする結果とパフォーマンスができるはずだ」とも話した。

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