サッカーの欧州主要リーグで3日、冬季移籍期間が期限を迎え、駆け込み移籍が相次いだ。ACミラン（イタリア）はフェイエノールト（オランダ）のメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス（23）を獲得。4年半契約で移籍金は3000万ユーロ（約48億円）に出来高払いが加わると報じられている。

　ヒメネスは昨季オランダ1部で23得点を挙げるなどエースとして活躍し、FW上田綺世の先発定着を阻む存在だったが、移籍に向けて招集メンバーを外れた2日のアヤックス戦では上田が先発。日本代表のストライカーにとっては出場機会増へ追い風となりそうだ。

　ACミランは12日に欧州チャンピオンズリーグの決勝トーナメント進出プレーオフ第1戦でフェイエノールトと対戦する予定で、ヒメネスはいきなり古巣と対戦する可能性がある。ACミランはヒメネス獲得に向け、2日にスペイン代表FWアルバロ・モラタ（32）をガラタサライ（トルコ）へ期限付き移籍させていた。

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